【嘘?本当?】デカフェが身体に悪いと言われる理由と真相

こんにちは
デカフェ大好きブロガーのKすけ(@desertandcafe)です。

 
ネコさん
デカフェってなんだか身体に悪そう
カフェインの抽出に薬品とか使ってない?

妊婦さんやカフェインを避けたい人の強い味方「デカフェ(カフェインレスコーヒー)」。

ですが、「身体に悪いのではないか?」という噂が根強くあります。

デカフェを飲んでみたいと思っている方・今飲んでいる方も、身体に悪いと言われると飲むのをためらってしまいますよね。

カフェインを避けたいのにデカフェも飲めないとなると、永遠にコーヒーが飲めません。

 
Kすけ
一生コーヒーが楽しめないのは大変です。

この記事では毎日デカフェを飲んでいるデカフェ好きが、なぜデカフェが身体に悪いと言われているのかについてお話します。

理由がわかれば安心してデカフェを飲めるようになりますよ。

デカフェのことをきちんと知って、デカフェライフを楽しみましょう。

  • 身体に悪い(と言われている)のは有機溶媒でカフェイン抽出したデカフェ
  • 日本では有機溶媒デカフェは販売されていないので問題なし

当ブログおすすめのデカフェ

ブルーボトルコーヒー:クリーミーでまろやか、トップクラスにおいしいデカフェ

レビュー記事はこちら

Post Coffee:デカフェの種類が多く、サブスクはデカフェのみも可※初回500円引きクーポンあり

レビュー記事はこちら

INIC Coffee:お湯を注いで5秒で完成!手軽においしいデカフェならINIC Coffee

レビュー記事はこちら

 

デカフェが身体に悪いと言われる理由はカフェイン抽出方法にある

デカフェが身体に悪いと言われている理由は、カフェインの抽出方法にあります。

カフェインの抽出にはジクロロメタンなどの有機溶媒を使うこともあるので、その考え方も間違ってはいません。

ですが、日本ではジクロロメタンを使ったデカフェは販売されていません。

基本的に水か二酸化炭素での抽出となるので、安心してデカフェを飲むことができます。

 
Kすけ
どんな方法でカフェインを抽出しているか紹介しますね。

カフェインの抽出方法は3種類

カフェインは主に3つの方法で抽出されます。

  • 水での抽出
  • 超臨界二酸化炭素での抽出
  • 有機溶媒での抽出

水での抽出

水だけを使用してカフェイン抽出を行う方法は2種類あります。

  • スイスウォータープロセス
  • マウンテンウォータープロセス

どちらも生豆を水に浸け、カフェインが水に溶け出したらフィルターで取る方法です。

比較的安全性が高いと言われ、有機(オーガニック)デカフェなどにも使用されることが多いです。

 
Kすけ
薬品などは使ってませんよ。

超臨界二酸化炭素抽出

二酸化炭素でもカフェインの抽出が可能です。

二酸化炭素を加熱・加圧すると、「超臨界流体」という状態になります。

超臨界状態の二酸化炭素を触れさせることで、カフェインが取り除けます。

使っているのは二酸化炭素ですので、害はありませんね。

 
Kすけ
こちらも薬品を使いません。

有機溶媒での抽出

ジクロロメタンなどの溶媒にコーヒー豆を接触させてカフェインを抽出します。

ですが、ジクロロメタンは塗料の剥離剤などによく使われる薬品です。

発がん性物質を含んでいるということで、日本ではジクロロメタンを使った食品の輸入・販売が認められていません。

 
Kすけ
安心してデカフェを楽しみましょう。

デカフェのカフェイン抽出方法については、以下の記事で詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。

関連記事:カフェインの抽出方法まとめ

カフェインの摂りすぎ予防による健康効果

デカフェはカフェインをほとんど含んでいません。

そのため、コーヒーの飲みすぎによるカフェインの過剰摂取を予防できます。

カフェインを摂りすぎると、頭痛・吐き気・睡眠の質の低下など、身体にさまざまな影響を及ぼします。

 
Kすけ
飲みすぎには注意が必要です。

カフェインが入っていないことはメリットであり、デメリットでもあります。

コーヒーとデカフェは状況に応じて飲み分けることが大事ですね。

ただし、どちらも健康目的で飲むものではありません。

コーヒーもデカフェもあくまで嗜好品として楽しみましょう。

関連記事:デカフェのメリットとデメリットを解説

デカフェは1日何杯まで飲める?

実は日本にはカフェインの摂取量基準がありません。

海外の目安を軸にして、カフェインの量で考えてみました。

デカフェのカフェイン量は9mg以下

全日本コーヒー協会によると、コーヒー粉10gを熱湯150mlで抽出した場合の、コーヒー100mlに含まれるカフェイン量はおよそ60mgです。

コーヒー1杯分(約150ml)に換算すると約90mgですね。

デカフェはコーヒー豆からカフェインを90%以上カットしたものです。

デカフェ1杯のカフェイン量は大体9mg以下、ということになります。

 
Kすけ
最近は97%前後までカフェインカットしているデカフェも増えてます。

デカフェの摂取量目安は3~4杯

海外の保健機関などでは、1日のカフェインの摂取量について、健康的な(妊婦以外の)大人で400mgを目安としています。

コーヒーの場合、カフェイン中毒などを避けるため、1日2~3杯程度を目安にした方がよいでしょう。

 
Kすけ
個人差もあるので自分に合った量を飲みましょう。

対してデカフェにはカフェインがほとんど入っていません。

ですが、もともとはコーヒーであり、ポリフェノールなど他の成分も含まれています。

大量に摂取することでどんな成分が身体に影響を及ぼすかわかりません。

2~3杯くらいを目安にしておいた方がよいでしょう。

 
Kすけ
「400mg÷9mgで約40杯はいけるね」ってそんなことありません。

カフェイン0の飲料が飲みたいときはノンカフェインを選ぼう

カフェインが完全に0の飲料が飲みたい場合は、「ノンカフェイン飲料」を選びましょう。

デカフェはカフェインを取り除いているとはいえ、カフェイン量は0ではありません。

ノンカフェイン飲料は代用コーヒーとも呼ばれ、コーヒー豆を使わないため、確実にカフェインを避けることが可能です。

体調の問題などでカフェイン断ちしたい方は、ノンカフェイン飲料を飲むとよいでしょう。

 
Kすけ
たんぽぽコーヒーとか大麦コーヒーとかがノンカフェイン飲料です。

デカフェとノンカフェインの違いを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

関連記事:カフェインレス・デカフェ・ノンカフェインの違いを解説

デカフェを選ぶときはカフェイン抽出方法・率の記載があると安心

先ほどお話した通り、日本では有機溶媒を使用したデカフェは販売していません。

それでも不安なときは、カフェインの抽出方法が記載されているものを選びましょう。

また、日本においてはカフェインを90%以上カットしていればデカフェとして販売できます。

逆にいうと10%はカフェインが残っている可能性があります。

どれくらいカフェインをカットしているかも、見てみるとよいかもしれません。

 
Kすけ
繰り返しますが、全くカフェインを摂りたくない方は「ノンカフェイン」ですよ。

まとめ~おいしいデカフェを飲んでデカフェライフを楽しもう~

日本はいろんな面で安全に配慮されている国です。

食品についてもそれは同じで、たくさんの調査や研究をしたうえで、身体に入れても問題ないか決められています。

ですが、どんな食品であっても飲みすぎ食べ過ぎは身体によくありません。

デカフェも同じですので、飲みすぎないように気をつけながら、楽しいコーヒーライフをお過ごしください。

その他オススメのデカフェ豆は以下の記事でまとめています。

関連記事:デカフェ好きが選ぶデカフェ豆7選

imperfect表参道
コーヒーの質の高さだけでなく、世界の社会課題の解決に注力していることが多くのメディアに取り上げられる、今注目のコーヒーショップがサブスクを始めました。
初回500円で楽しめるお得なサブスクで、あなたも気軽に社会貢献してみませんか?