こんにちは
コーヒーとスイーツを愛するブロガーKすけ(@desertandcafe)です。
最近コンビニやスーパーで見かけるようになった「カフェインレス」「デカフェ」「ノンカフェイン」の文字。
なんとなく
「カフェインを含んでいないんだろうな~」
くらいの認識の方が多いのではないかと思いますが、
実はそれぞれ違うものだってご存じですか?
今回は「カフェインレス」「デカフェ」「ノンカフェイン」のそれぞれの違いについて、説明したいと思います。
今回の結論はこんな感じ
- カフェインレス・デカフェは少しだけカフェインが入っている
- ノンカフェインはカフェインが入っていない
カフェインレスってなに?

もともとカフェインを含んでいたものから、カフェインを取り除いたもの。
または、最初からカフェインの含有量が少ないもの。の両方を指します。
ただし、「取り除いた」といっても、技術的な問題や、風味などへの影響により、100%取り除いているものは少ないです。
日本では「カフェインレスコーヒー」との商品表示に関して、全国公正取引協議会連合会が下記の通り記しています。
この規約で「カフェインレスコーヒー」 とは、カフェインを90パーセント以上除去 したコーヒーをいう。
出典『コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約及び施行規則(2019.08) (jfftc.org)』-全国公正取引協議会連合会HPより
カフェインが10%含まれているものであればカフェインレスコーヒーと名付けてよいということですね。
caffeinがless(より少ない)ですので、言葉からして、カフェインが全く入ってないわけではありませんね^^;
カフェインの取り除き方については、以下の記事をご覧ください(^^)
デカフェとは?

Decaffeinated(デカフェネイテッド)の略で、「De」の部分に、分離・除去などの意味があるので、もともとカフェインを含んでいるものから、カフェインを抜いたものって感じのニュアンスでしょうか。
みんな大好きWikipediaさんには、
本来カフェインを含んでいる飲食物からカフェインを取り除いたり、通常はカフェインを添加する飲食物にカフェインの添加を行わないことで、カフェインを含まなくなったもののことを指す。
出典『デカフェ – Wikipedia』
とあります。
デカフェもカフェインレスと同様に、カフェインを100%取り除いているものはあまりなく、日本においてはデカフェはカフェインを抜いたコーヒーに、カフェインレスはカフェインを抜いた飲み物全般で使われるイメージです。
ただし、カフェインレスというのは和製英語ですので、海外に行った際は、デカフェと言うのが望ましいかもしれませんね(^^)
また、デカフェのカフェイン量についても、日本には明確な基準はありません。
ですが、ヨーロッパにおいては厳格な基準を採用していて、豆の場合、カフェイン含有量が0.2%以下でなくては、デカフェという名前を使えないようです。
デカフェを飲むことのメリットやデメリットについては、こちらをご覧ください。
じゃあノンカフェインは?

ノンカフェインについては、カフェインレス・デカフェと異なり、最初から全くカフェインが含まれていないものを指します。
麦茶、ルイボスティー、たんぽぽコーヒーなどが、ノンカフェインと呼ばれることが多いですね(^^)
もともとカフェインが含まれていない飲み物ですので、わずかでもカフェインを摂取したくないかたは、ノンカフェインの飲み物を選ぶとよいでしょう。
おすすめのデカフェ
Croaster Select Coffee
Croaster Select Coffeeのデカフェは一押しです。
現在販売している「コスタリカ コーラルマウンテン」は、ボディがありつつも爽やかな酸味と、少し甘いようでいてさっぱりとした後味、そしてフローラルな香りがありますので、仕事終わりのリラックスタイムにもってこいです(^^)
100gで1,600円(送料込み)と少しお高いように思いますが、1杯160円と考えれば、喫茶店でコーヒーを飲むより安いですね。
自家焙煎スペシャルティーコーヒーCroaster Select Coffee(シーロースターセレクトコーヒー) (croaster-select.com)
INICコーヒー
仕事を終えて帰ってきてからハンドドリップをする余裕がない方には、INICコーヒーがおすすめです。
It’s Not Instant Coffee(イッツ ノット インスタント コーヒー)の単語のイニシャルをとって、INICという名前だということですが、作り方はインスタントコーヒーと同じ。
さらさらの細かいパウダーにお湯やお水をかけると5秒でコーヒーが完成します。
クオリティが非常に高く、わたしはスーパーで売っている普通のインスタントコーヒーが飲めなくなりました(笑)
普通のコーヒーとデカフェの両方がありますので、両方そろえておけば、平日はすべてこれでまかなうことができます。
極・馨-gokkoh-
極・馨-gokkoh-は妊婦さんや授乳中の方に向けて作られたデカフェですが、そういった方に限定することなく、おいしいデカフェです。
アーモンドやココアなどのフレーバーのついたデカフェですので、デカフェから漂う甘い香りがリラックスするのにもってこいです。
ちょっと普段とは違うデカフェを飲みたいときなんかにもおすすめですね(^^)
まとめ~カフェインレスとデカフェはほぼ一緒 ノンカフェインは別物~
まとめいきましょう。
- カフェインレスはカフェインを抜いたもの
- デカフェはカフェインを抜いたコーヒー
- ノンカフェインは最初からカフェインが入っていないもの
カフェインレスとデカフェは、両方とも若干のカフェインを含んでいて、厳密には少し違うけど、ほぼ同じもの。
カフェインレスは飲み物全般で使われますが、デカフェはコーヒーにのみ使用されるようなイメージですね。
日本ではカフェインを90%以上カットしたものでなくては「カフェインレスコーヒー」として販売することはできません。
多少なりカフェインを含んでいますので、飲みすぎには要注意ですね^^;
対してノンカフェインはカフェインを全く含まないものです。
カフェイン耐性に自信がない、また、体調・体質などの問題によりカフェインを一切絶ちたい方は、カフェインレス、デカフェではなく、ノンカフェインの飲料を購入された方がよいかと思います(^^)
違いをきちんと理解して、おうちカフェ気分を楽しみましょう(^^♪