こんにちは
デカフェ大好きKすけ(@desertandcafe)です。
ほんとにまずいのかな?
最近多くの方が健康への配慮やカフェインの過剰摂取を避けようと、デカフェを選ぶことが増えています。
一方でデカフェが「おいしくない」と感じる方も少なくありません。
これからデカフェを飲んでみたいのに、おいしくないなんて聞いてしまったら買う気が失せますよね。
この記事では毎日デカフェを飲んでいるデカフェ好きが、デカフェがまずいと言われる理由と、おいしいデカフェの選び方をお話します。
自分好みのおいしいデカフェを見つけて、デカフェライフを楽しみましょう。
- デカフェがまずいと言われる理由は、安物や代用コーヒーと勘違いしている可能性
- 最近のデカフェはコーヒーと間違えるレベルでおいしい
- 豆の状態で買った方がおいしく楽しめる
以下の記事では実際に飲んでおいしかったデカフェをまとめています。
おいしいデカフェをお探しの方は、ぜひご覧ください。
デカフェがまずいと言われる理由は3つ

デカフェがまずいと言われるのは個人の好みだけではなく、理由があります。
その理由はどんなものか、一つずつ説明しますね。
- コーヒー豆の品質の影響
- デカフェ処理による風味成分の損失
- 代用コーヒーとの勘違い
コーヒー豆の品質の影響
デカフェはカフェイン除去処理において、コーヒー本来の風味を損ねてしまうことが多いです。
そのため、多くのショップでは高品質なコーヒー豆をデカフェにするのは「もったいない」という理由で、低品質な豆をデカフェにします。
そもそもの品質が低いため、雑味が強くなり、デカフェはおいしくないという評価につながってしまいます。
デカフェ処理による風味成分の損失
デカフェはカフェインを取り除いてますが、カフェインと一緒に他の風味成分も損失することがあります。
また、カフェイン自体も風味を作る役割をもっています。
コーヒーの風味成分が抜けてしまっているため、普通のコーヒーに比べて味が薄い・弱いといった感想になってしまうのです。
代用コーヒーとの勘違い
デカフェがおいしくないと言われる方の中には、デカフェではなく代用コーヒーを飲んでいることもあります。
代用コーヒーはコーヒー豆ではなく、大豆や大麦などを原料とした飲料です。
商品名に「コーヒー」とついていることもあるため、知らずに飲んでしまうと、デカフェはまずいという感想をもってしまいます。
デカフェとノンカフェインの違いについては以下の記事で解説しています。
おいしいデカフェ選びのポイント

まずいデカフェを避けるためにはいくつかポイントがあります。
以下のポイントを意識して、自分に合うデカフェを選んでくださいね。
- 買う場所を選ぶ
- カフェイン除去の方法を確認する
- 安すぎる商品は避ける
- 代用コーヒーは選ばない
買う場所を選ぶ
スーパーなどで購入する場合、多くは焙煎されてから時間が経ったものです。
コーヒーの鮮度は風味に大きく影響しますので、専門店などで焙煎して間もないデカフェを買うことをオススメします。
ただし、コーヒー専門店はデカフェの取り扱い種類が少ないです。
せっかく買えたデカフェが好みの味ではないかもしれません。
ですので、自由に銘柄が選べるネットショップでの購入をオススメします。
カフェイン除去の方法を確認する
日本で売っているデカフェは、水か二酸化炭素のどちらかでカフェインを除去しています。
特に超臨界二酸化炭素抽出という方法は、他の飲食物にも応用されるなど昨今注目されている方法です。
どちらもあまりコーヒーの風味を落とさずに作られますが、個人的には二酸化炭素を使ってデカフェ処理を行ったものが好みです。
また、水抽出の場合は国外処理ですが、超臨界二酸化炭素は国内で処理されている物もあって、安心感があります。
デカフェのカフェイン除去方法は以下の記事で解説しています。
興味があればご覧ください。
関連記事:デカフェのカフェイン除去方法について
安すぎる商品は避ける
安すぎる商品はそれだけコストがかかっていません。
安いデカフェが全てダメとはいいませんが、品質もそれなりのものが多いです。
おいしいデカフェが飲みたい場合は、ある程度のランクの物を選んだ方がよいでしょう。
代用コーヒーは選ばない
代用コーヒーはいわゆるノンカフェイン飲料と呼ばれるものです。
コーヒーではないので、代用コーヒーを飲んでもコーヒー感はありません。
パッケージの裏を確認すれば、原材料名に「大麦」や「大豆」など、コーヒー以外のものが書かれているのですぐにわかります。
デカフェをおいしく楽しむ方法

普通のコーヒーより風味が劣ると言われるデカフェですが、おいしく飲む方法もあります。
どうすればデカフェをおいしく楽しめるのか、簡単な方法が2つあるのでご紹介しますね。
豆のまま買ってくる
コーヒーを抽出するための器具を持ってない方にはハードルが高いですが、できれば豆のまま買うことをオススメします。
コーヒー豆はいうなれば生鮮食品ですので、鮮度が非常に重要です。
豆は挽いた後からどんどんと鮮度が落ちていきますので、時間が経てばたつほどおいしくなくなります。
ドリップバッグや粉から淹れたデカフェと豆から淹れたデカフェでは、風味の広がり方が圧倒的に違います。
ぜひ豆のまま買ってみてください。
以下の記事でハンドドリップに必要な器具を解説しています。
ドリップの際に多めに豆を使う
そのままでおいしいデカフェもたくさんありますが、ものによっては普通のコーヒーより風味を弱く感じることもあります。
そんなときはドリップの際に、いつもより多めに豆を使いましょう。
抽出されるコーヒー液の濃度が濃くなるので、まるで普通のコーヒーのようにおいしいデカフェになります。
デカフェも飲みすぎはよくない

せっかくおいしいデカフェに巡り合えても、飲みすぎるのはよくありません。
どれくらいを目安にすればいいか、しっかり理解してデカフェライフを楽しみましょう。
コーヒーの摂取量目安は1日3~4杯
普通のコーヒーの摂取目安についてですが、実は日本には基準はありません。
海外の基準で考えると、1日のカフェイン摂取量は400mgが目安となります。
コーヒー1杯(150ml)には約90mgのカフェインが含まれていますので、3~4杯程度が摂取量の目安です。
これを大きく超えて飲んでしまうと、動悸・めまい・嘔吐などのカフェイン中毒になる可能性があります。
関連記事:コーヒーの1日摂取量目安について
デカフェの場合も3~4杯程度
デカフェのカフェイン量はおよそ2~9mg前後です。
カフェインの除去率などで差はありますが、通常のコーヒーに比べると大幅に少なくなっています。
カフェインが少ないのでたくさん飲めそうな気がしますが、カフェイン以外の成分が含まれていることも忘れてはいけません。
飲みすぎでどんな成分がどう作用するかわかりませんので、デカフェもコーヒーと同じく3~4杯程度にしておくことをオススメします。
まとめ~おいしいデカフェでカフェインコントロールして快適なコーヒーライフを送ろう~

デカフェのことをおいしくないという先入観で避けている方も多いでしょう。
ですが最近のデカフェは普通のコーヒーと勘違いするほどハイクオリティです。
デカフェがおいしければ、夜のコーヒータイムが待ち遠しくなります。
デカフェを選ぶときは以下のポイントに注意してみてください。
- 買う場所を選ぶ
- カフェイン除去の方法を確認する
- 安すぎる商品は避ける
- 代用コーヒーは選ばない
自分に合うおいしいデカフェを見つけて、すてきなコーヒーライフを楽しんでくださいね。
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