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だけど何を買ったらいいのかがわからない。
最初に揃えるべき器具を教えてほしいな。
コーヒーのハンドドリップを始めてみたくても、何を揃えればよいかわからない人もいますよね。
どうしたらよいかわからないまま面倒くさくなって、ハンドドリップを始めるのを止めてしまうこともあります。
この記事ではハンドドリップ歴3年の筆者が、ハンドドリップに最低限必要な器具や、簡単な選び方などを解説します。
なにを買ったらよいか、どう選べばよいかがわかるようになりますよ。
- ハンドドリップに必要な器具は「ドリッパー」「フィルター」「ドリップポット」
- 百均で揃えることもできる
- 基本は見た目で選ぶのがおすすめ
コーヒー初心者がハンドドリップするときに必要な器具は3つ
![](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2021/12/1.jpg)
ハンドドリップは以下の3点があれば始めることができます。
- ドリッパー
- ペーパーフィルター
- ドリップポット(ケトル)
すべて百均で揃うので、初期費用を抑えたい方は百均に行ってみましょう。
※画像のものは百均では売ってません。
ドリッパー
![ドリッパー](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2022/01/器具4加工-1024x768.jpg)
ペーパーフィルターをセットする器具です。
円錐形や扇形などがあり、ドリッパーの違いによって抽出できる風味が変わります。
コーヒーを始めたばかりで風味の違いなんてわからない、という方は見た目で選ぶことをおすすめします。
自分のモチベーションを高めるため、使っていて楽しいと思える器具を選びましょう。
関連記事:初心者向け ドリッパーの選び方
ペーパーフィルター
![ペーパーフィルター](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2022/02/器具5加工-1024x768.jpg)
ドリッパーにセットするフィルターです。
円錐形や扇形のフィルターがあるので、ドリッパーの形に合わせて選びましょう。
形だけでなく、1~2人分、2~4人分用とサイズにも違いがあるので注意が必要です。
良いフィルターはペーパーの密度などが違ったりしますが、最初のうちは百均のフィルターで問題ありません。
ドリップポット(ケトル)
![ドリップポット](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2022/01/器具2加工-1024x768.jpg)
ドリップポットはお湯を注ぐ器具です。
注ぎ口が細くなっていて、ヤカンなどよりも注ぐお湯の量がコントロールしやすくなっています。
コーヒーのハンドドリップではお湯の注ぎ方や量が味に影響するので、お湯の量がコントロールできると抽出がしやすくなります。
もしそれなりのものを買いたいなら、珈琲考具のツードリップポットproをおすすめします。
注ぎ口が細く、お湯が真っすぐ落ちるので、狙ったところにお湯が注ぎやすいです。
ツードリップポットはレビュー記事がありますので、ぜひご覧ください。
関連記事:珈琲考具のツードリップポットをレビュー
初心者もベテランもハンドドリップ時にあると便利な器具4選
![](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2023/09/2.jpg)
以下の道具は必須ではありませんが、あると便利でハンドドリップの幅が広がる道具達です。
ハンドドリップに慣れてきたらいずれ欲しくなるかと思いますが、少しづつ揃えていくので問題ありません。
- コーヒーミル
- コーヒーサーバー
- 温度計
- キッチンスケール
コーヒーミル
![コーヒーミル](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2022/01/器具1加工-1024x768.jpg)
コーヒー豆を挽く(粉にする)器具です。
コーヒーを粉ではなく豆で買うときは必須になります。
ミルは百均でも売っていますが、ハンドルが小さいので挽くのに時間がかかります。
入門やお試しとして買うならいいですが、挽くのがしんどくなってハンドドリップが嫌になります。
値段が高いものは切れ味もいいですが、ドリップを続けるかわからない状態で買うのは怖いですよね。
なので、最初は3~4千円くらいを目安に買うのがおすすめです。
なお、わたしはハリオのセラミックミルを長年使っています。
コーヒーサーバー
![コーヒーサーバー](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2022/01/器具3加工-1024x768.jpg)
2人前以上のコーヒーを淹れる場合、コーヒーサーバーが必要です。
サーバーには目盛りが付いたものや、電子レンジに対応しているものなど、様々な種類があります。
ですが、サーバーも見た目で選んで問題ありません。
慣れてくると、目盛りが無くてもおおよそで淹れられるようになりますし、一度冷めたコーヒーを温めなおすと風味が飛んでしまいます。
一度にどれくらい淹れるのかは人によって違うので、容量だけ気を付ければ大丈夫です。
強いて言うならば、開口部に手が入るサーバーを選ぶことをおすすめします。
開口部が狭いと、サーバーに手が入りません。
洗うときにとても苦労するので、開口部が広めのサーバーを選ぶと良いでしょう。
温度計
![温度計](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2022/02/器具6加工-1024x768.jpg)
コーヒーで安定した風味を出すなら、温度計が必要です。
コーヒーはお湯の温度で成分の抽出スピードが変わります。
毎回同じ温度で同じ淹れ方をすることで、風味を安定させることが可能です。
関連記事:ハンドドリップでおいしく淹れるコツ
キッチンスケール
![コーヒースケール](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2022/02/器具7加工-1024x768.jpg)
キッチンスケールもコーヒーを安定して抽出するには必要な器具です。
3~5回に分けて注ぐときの1回ごとの湯量や、トータルの湯量を量ることで、コーヒーの濃さが安定します。
重さが量れればどんなものでも問題ありません。
コーヒーを淹れるために作られたコーヒースケールは、ハンドドリップするときに便利な機能が備わっています。
湯量が量れるだけでなく、カウントアップ式のタイマー機能が付いているもの、お湯を注いだら自動でタイマーがスタートするものもあって、スケールといえども絶妙に痒い所に手を届かせてくれます。
以下の記事で実際に使って便利だったコーヒースケールのレビューをしていますので、興味があればご覧ください。
関連記事:エレコムのドリップスケールをレビュー
コーヒー初心者にはセット売りの器具もおすすめ
なにを買ったらいいかわからない人には、「カリタ」や「ハリオ」のセットでの販売がおすすめです。
どちらもコーヒー器具のメーカーとして非常に有名で、安くてもおいしいコーヒーが淹れられます。
カリタ
扇形のドリッパーがついたセットです。
3つ穴のドリッパーで、注ぎ方によって味の変化がつけやすいのが特徴です。
ハリオ
円錐型のドリッパー付きのセットです。
大きめの1つ穴のドリッパーでお湯の抜けがよく、ゆっくり注げばコクのあるしっかりした味、素早く注げばすっきりした軽やかな味になります。
まとめ~自分好みの器具を揃えてハンドドリップを始めてみよう~
![](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2022/08/コーヒー準備編加工-1024x731.jpg)
コーヒーの器具は種類が多すぎて、どれを選んでいいかわからなくなります。
とりあえず3つだけ揃えておけば、コーヒーを始めることは可能です。
- ドリッパー
- ペーパーフィルター
- ドリップポット
安く始めるなら百均で揃えることもできます。
少し良いものを買ってみたいということであれば、セット販売しているものもおすすめです。
モチベーションを高めるためにオシャレで見た目が好みな器具を使うのもアリです。
以下の記事でハンドドリップでおいしく淹れるコツを解説していますので、ぜひご覧ください。
関連記事:ハンドドリップでおいしく淹れるコツ