こんにちは
コーヒーとスイーツを愛するブロガーKすけ(@desertandcafe)です。
みなさんは「氷出しコーヒー」ってご存じですか?
「水出しコーヒー」なら知っているよ~という方は多いかもしれませんね^^;
氷出しコーヒーとは一体どんなコーヒーなのか。どうやって作るのか。
今回はそんな疑問にお答えします。
この記事の結論はこんな感じです。
- 氷出しコーヒーは氷を使って抽出するコーヒー
- 水出しコーヒーや氷コーヒーとはちがうもの
- 時間はかかるがやることは簡単
- 濃厚だけどすっきりした味わい
氷出しコーヒーってなに?

普通のコーヒーはお湯を注いで抽出しますよね。
氷出しコーヒーはその抽出作業をお湯ではなく氷で行うというもの。
なかなかマニアックな手法ですので、知らない方も多いかと思います^^;
抽出の方法はいたって簡単で、ドリッパーにセットしたコーヒー粉の上に大量の氷を置いておくだけ。
あとは放っておけば、時間の経過によって溶けた氷の水滴が、コーヒー液を抽出してくれます。
時間をかけてじっくりと抽出しますので、濃厚ですがすっきりとした味わいになります。
メリット
メリットは以下の通りです。
- 抽出に手間がかからない
- お湯を大量に沸かす必要がない
先ほど書いた通り、コーヒー粉の上に氷を置いてほったらかしておくだけですので、手間はほとんどかからないと言っていいでしょう。
また、氷出しコーヒーはほとんどお湯を沸かす必要がないこともメリットです。
氷出しコーヒーを飲みたくなるのは暑い季節が多いと思います。
冷たいものを飲みたいという気持ちもあるのですが、室温が上がるので暑い日に大量のお湯を沸かしたくはないんですよね。
氷出しコーヒーの抽出にはほとんど(人によっては一切)お湯を使いません。
ですので、夏の暑い日にお湯を沸かさなくて済むということがメリットになります。
余談ですが、夏に奥様から何を食べるか聞かれた時に、「簡単に、そうめんでいいよ」という発言は、上記と同じ理由で奥様のお怒りを買うことになりますので、控えた方がよいでしょう^^;
デメリット
デメリットは以下の通り。
- ドリップした感がない
- 非常に時間がかかる
ほったらかし抽出ですので、自分でコーヒーを淹れた感がほとんどないのが欠点です。
ハンドドリップを好む方は、抽出の手間・時間など含めて楽しんでいることが多いですので、置いておくだけ、という抽出では楽しみが少ないと感じる方もいるでしょう。
氷出しコーヒーは抽出に非常に時間がかかります。
気温や作る量にもよりますが、1~2杯分を抽出するのに4~8時間程度かかりますので、飲みたい時間に合わせて事前に準備しておく必要があります。
しかし、裏を返せば事前に準備しておけば飲むことができますので、夜のうちにセットしておけば、朝飲むコーヒーを確保できることになりますね(^^)
似たようなコーヒー

水出しコーヒー
字面は似ていますが、「点」がないのが水出しコーヒー(笑)
お湯を使わずほったらかし、という意味では氷出しコーヒーと一緒ですが、当然ながら水出しコーヒーでは氷ではなく水を使います。
他に「コールドブリュー」や「ダッチコーヒー」というものもありますが、これらはすべて同じもので水出しコーヒーのことです。
水出しコーヒーについての記事は下記に貼っておきますので、興味があればみてみてください(^^)
氷コーヒー
氷出しコーヒーや水出しコーヒーと違い、こちらはお湯を使います。
氷コーヒーではまずお湯で抽出したコーヒーを氷にします。
氷にしたコーヒーをグラスに入れ、そこにミルクを注ぐことで、少しずつコーヒー味の氷が溶けていきますので、味の変化を味わうことができます。
最初はほとんどミルクの味しかしないのが難点ですね^^;
氷出しコーヒーの作り方
器具
抽出に必要な器具は以下の通りです。
- ドリッパー
- フィルター
- コーヒーサーバー
- ドリップポット
- コーヒー粉
- 氷
普段からハンドドリップをされる方であれば、特筆するような器具はありませんね(^^)
好みにもよりますが、コーヒー粉は中深煎りから深煎りの豆を用意することをおすすめします。
浅煎りの豆を使うと味が薄くなってしまい、時間をかけた割に残念な味になってしまいます^^;
手順
手順は以下の通りです。
- サーバーにドリッパーを乗せる
- ドリッパーにフィルターをセットする
- セットしたフィルターにコーヒー粉を入れる
- 少しだけお湯をかけて蒸らす
- コーヒー粉の上に氷を乗せる
- 抽出したい量になるまで、都度氷を足していく
非常にシンプルですね。
ちなみに、人によっては蒸らしをせずに、最初から氷を乗せることもあるようです。
その辺は好みによりますので、自分なりの抽出方法を探ってみてくださいね(^^)
まとめ

それではまとめいきましょう。
- 氷出しコーヒーは氷を使って抽出するコーヒー
- 水出しコーヒーや氷コーヒーとは別物
- 時間はかかるが手順はシンプルですっきりした味わい
氷出しコーヒーは通常のハンドドリップコーヒーとは違い、氷が溶けた後の水滴でコーヒー液を抽出するコーヒーです。
氷を置いたらあとは放っておいてもいいので、手間がかからないのがメリットです。
氷が溶けるのにとても時間がかかりますが、夜にセットして翌朝飲む、というようにすれば、時間がかかることも気になりませんね(^^)
氷出しコーヒーと似たような名前のコーヒーに「水出しコーヒー」や「氷コーヒー」というものがありますが、これらは別物です。
- 水出しコーヒー:水を使って抽出するコーヒー(コールドブリューやダッチコーヒーとも)
- 氷コーヒー:コーヒーを抽出後に凍らせ、出来上がったコーヒー味の氷にミルクを注いで飲むコーヒー
暑い日はアイスコーヒーを飲みたくなりますが、たまには違う風味を感じるのもよいのではないでしょうか。
氷出しコーヒーは手間がかからずとても簡単ですので、ぜひやってみてくださいね(^^)
それでは楽しいコーヒーライフをお過ごしください(^^♪