こんにちは
コーヒーとスイーツを愛するブロガーKすけ(@desertandcafe)です。
カフェオレ・カフェラテ・カプチーノなど、「コーヒーにミルクを入れて飲む」のはよくあることと思います。
それそのものが好きである場合や、コーヒーの苦味を和らげて飲みたいときなどですね。
では、コーヒー自体をミルクで抽出するとどうなるのでしょう。
今回はコーヒーをミルクで抽出する「ミルク出しコーヒー」を実際にやってみましたので、ご紹介したいと思います。
今回の結論はこんな感じです。
- ミルク出しコーヒーはミルクを使って抽出するコーヒー
- 準備ができたらほったらかしでOK
- コーヒーとミルクの両方の風味を楽しめる
ミルク出しコーヒーってどんなコーヒー?

水出しコーヒーはご存じでしょうか?
最近ではコールドブリューなんて呼ばれることもありますね。
水出しコーヒーでは、コーヒー豆を挽いた粉を水の中に入れっぱなしにして、時間をかけてコーヒー液を抽出します。
この抽出作業を水ではなく、「ミルク」を使って抽出するのがミルク出しコーヒーです。
・・・そのまんまですね^^;
一般的なコーヒーとミルクを合わせる飲み物は、コーヒーをベースにして、そこにミルクを注ぎ入れるものがほとんどですが、ミルク出しコーヒーはミルクでコーヒーを抽出している分、ミルクの味がベースになりますので、ミルクのコクや甘さをしっかり楽しむことができます。
水出しコーヒーについてはこちらで紹介していますので、興味があればどうぞ(^^♪
メリット
ミルク出しコーヒーのメリットはこんな感じです。
- お湯を沸かさなくてよい
- ほったらかし抽出
- ミルクとコーヒーの両方のおいしさを味わえる
夏の暑い日、冷たいコーヒーを飲みたいような状況のときに、お湯をグラグラわかしてドリップをしたくないときもありますよね^^;
ミルク出しコーヒーではお湯を一切使いません。
ですので、お湯を沸かしてキッチンが灼熱地獄になることを防げます。
抽出がほったらかしでよいのもメリットです。
準備さえしてしまえば、夜に冷蔵庫にINして放置、翌朝にはおいしいミルク出しコーヒーが出来上がっています(^^)
ハンドドリップにはハンドドリップの良さがありますが、楽をしたいとき、時短したいときだってありますから、そんなときにミルク出しコーヒーは活躍できます。
そして出来上がったミルク出しコーヒーは、コーヒーとミルク、両方の味がしっかりとします。
ただコーヒーの苦味を和らげるものではなく、ミルクとコーヒーのダブルキャスト(?)ですので、それぞれの風味を楽しむことができます。
デメリット
デメリットはこんな感じ。
- 材料費がかかる
- ミルクがまずいとおいしくない
- 時間がかかる
普通のハンドドリップでコーヒーを淹れるなら、かかる材料費はコーヒー豆の分だけです(細かくいえばペーパーフィルターや水道代もありますが)
ですが、ミルク出しコーヒーの場合、ミルクをたっぷり使いますので、ミルク代がかかります。
スーパーで売っている牛乳などは、1000CCで180円前後かと思いますので、1杯に100CC使うなら、18円程度が材料費に追加されます。
かといって、安いミルクや低脂肪乳などを使っては、ミルク出しコーヒーの良さを存分に味わうことができませんので、ぼちぼちくらいのミルクを使うことをおすすめします。
また、ミルク出しコーヒーは抽出に時間がかかります。
最終的にどれくらいの時間放置しておくかにもよりますが、6~8時間くらいはおかないと、コーヒーの抽出がしっかりできません。
ですので、「今!NOW!飲みたいんだよ!」という方は、事前に作ることを習慣化しましょう。
ミルク出しコーヒーの作り方

必要なもの
ミルク出しコーヒーに必要なものは以下の通りです。
- サーバー
- コーヒー豆(粉)
- 水出しコーヒー用パック(お茶パックで可)
ミルク出しコーヒーに使うサーバーはなんでもいいです。
普段ハンドドリップに使っているコーヒーサーバーでも、麦茶を作っているポットでも、なにもなければやかんとかでもできると思います(多分)
あとはコーヒー豆(粉)とコーヒー粉を入れるパックです。
コーヒー豆の焙煎度については好みのもので問題ありません。
水出しコーヒー用パックをわざわざ買わないといけない、という方は、お茶パックでも大丈夫です。
手順
手順は簡単です。
①コーヒー粉を水出し用パックに詰める
②詰めたパックをミルクに入れる
③待つ
コーヒー粉(豆の場合は挽いてから)を水出し用パックに詰めます。
使用する粉とミルクの割合は、最初は1:10でやってみて、そこから好みに合わせて調整してください。
パックに詰めたらそれをサーバーに入れたミルクの中にドボンしましょう。
冷蔵庫に入れて、8時間程度待って出来上がりです(^^)
実践
実際にやってみましょう。

まずはコーヒーの粉を水出し用パックに詰める。
このとき、しっかり閉じないと、ミルクの中でコーヒーの粉が飛び出してえらいことになります。
ちなみに今回は微妙に余っていた豆を使用したので、25gなんていう中途半端な量を詰めています(笑)

サーバーにミルクを入れて、粉を詰めたパックをドボンします。

冷蔵庫にINしましょう。

8時間ほど待ったら、中のパックを取り出して出来上がりです。

ちなみに、パックを閉じるのに失敗するとこうなります^^;
まとめ~ミルクの風味も楽しみたい時はミルク出しコーヒーがおすすめ~

まとめいきましょう。
- ミルク出しコーヒーはミルクで抽出するコーヒー
- 準備ができたらほったらかしで抽出できる
- ミルクとコーヒーの両方の風味を味わえる
ミルク出しコーヒーは、水出しコーヒーのミルク版です。
水出し用のパックにコーヒーの粉を詰め、パックごとミルクの中に入れて抽出を行います。
お湯を沸かす必要もなく、放っておいたら抽出が完了しますので、夜寝る前に準備して、朝になったらおいしいミルクコーヒーを飲むことができます。
また、コーヒーにミルクを入れるのではなく、ミルクでコーヒーを抽出しますので、コーヒーだけでなく、ミルクの風味もしっかり感じられるのが特徴ですね。
レシピは自由度が高いですので、コーヒー豆(粉)の浅煎り・深煎り、粉とミルクの配分、抽出時間など、慣れてきたら自分の好みの味が出るように調整してみるのも楽しいかと思います。
好みの風味を作り出して、コーヒーライフを楽しんでくださいね(^^♪