初めてのフレンチプレス 使ってみた感想と注意点

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こんにちは
コーヒーとスイーツを愛するブロガー Kすけ(@desertandcafe)です。

フレンチプレス、だいぶ前から気になっていたのですが、なにを買うのか調べるのが面倒で(笑)

しかし何気なくツイッターを見ていたら、珈琲考具さんがフレンチプレスを出しているという情報が。

気づいたら楽天でポチってました。

ということで初めてのフレンチプレスとして、珈琲考具さんの「割れにくいフレンチプレス」を買ってみました。

フレンチプレスの使用感と注意点などをお話ししたいと思います。

・今回の結論はこんな感じ

  • フレンチプレスは誰でもおいしくコーヒーを淹れられる
  • モチベーション維持には見た目も大事
  • 使用前後の手間が少ないものがおすすめ

フレンチプレスってどんなもの?

フレンチプレスというのはコーヒーの抽出器具のひとつです。

コーヒープレスと呼ぶ人もいますね。

サイフォン抽出と並んで浸漬式を代表する抽出方法かと思います。

原理を簡単に説明すると、

容器にコーヒーの粉とお湯を一緒に入れて、コーヒー液が抽出できたらフィルター付きのピストンを使って粉だけを底に沈める。

という抽出方法です。

文字だけ読んでもわかりづらいですよね。

後ほど写真付きで解説します。

メリット

フレンチプレスのメリットはなんといっても抽出が簡単なこと。

特殊な技術はいりませんので、初心者でもプロが淹れたコーヒーのような風味を出すことができます。

また、ペーパーフィルターを使った場合、コーヒー豆が持っている油脂分を漉しとってしまいます。

ですが、フレンチプレスに使われているのは金属製のフィルターです。

コーヒー豆の持っている本来の風味をダイレクトに感じ取れるのも、フレンチプレスの醍醐味と言えるでしょう。

デメリット

フレンチプレスは豆の風味が出やすいため、低品質な豆を使うとおいしくありません

ですので、ある程度は高品質な豆が必要なところはデメリットかもしれません。

また、抽出が終わったらコーヒー液を早めに別の容器に移さなくてはいけません。

コーヒー粉とコーヒー液が接触し続けてしまい、えぐみ、雑味の原因となってしまいます。

  • 1回で飲み切る量だけ抽出する
  • 抽出が終わったら別の容器に移す

こういった方法をとらないと、せっかくのコーヒーがおいしくなくなってしまいますね。

珈琲考具って?

ものづくりの町、新潟県燕三条。

今から約150年前に創業した下村企販株式会社が、培ってきた技術を生かして生み出したコーヒー用器具のブランド、それが珈琲考具です。

下村企販はコーヒー用器具以外にも、キッチン用品全般を取り扱っています。

知らずに恩恵にあずかっている方もいるかもしれませんね。

珈琲考具のフレンチプレス

スペックはこんな感じです。

商品名割れにくいフレンチプレス
容量最大400ml
サイズ幅12.5×奥行8.6×高さ17(単位cm)
重量215g
値段4,400円(税込)
備考50ml毎にメモリ付き

特徴としては、ガラスでできたフレンチプレスが多い中、珈琲考具のフレンチプレスはプラスチックでできています。

ガラス製品だと落としてしまったり、耐熱とはいえ熱の扱いに気をつける必要がありますよね。

ですが、珈琲考具のフレンチプレスはプラスチックでできていますので、雑に使えます。

あと比較的軽いことも特徴の一つかと思います。

ガラス製だと洗った後、他の食器に重ねるのに少し気を遣います。

プラスチックはそんな気遣い無用ですし、最近流行のアウトドアで使うのにも持っていきやすいですよね。

雑に使えます(二回目)

珈琲考具のフレンチプレスの使い方

組み立て方

まずは組み立て。

フレンチプレスを全部ばらばらにおいてあるところ

買ってきてすぐはこんな感じでバラバラになっていますので、組み立てます。

黒いパッキンはプッシャーに付ける

黒いパッキンはプッシャーに付けます。

透明のパッキンは容器の底に付ける

透明のパッキンは容器の底蓋?に取り付けます。

蓋と底蓋をつけて完成

蓋と底蓋を付けて完成!

使い方

手順は以下の通りです。

  • コーヒー粉を入れる
  • お湯を注ぐ
  • ピストンを押し下げる
  • 出来上がり

書き出すととても簡単ですが、ポイントや注意点などを交えながらお話しします。

使ってみる

コーヒーの粉は中挽き~粗挽きの粉を使用しましょう。

挽き目が細過ぎると、フィルターのメッシュが詰まったり、プレスする際に過剰に力が必要になったりします。

コーヒー粉とお湯の目安は以下の通りです。

  • 約1杯分 粉10g:お湯200mlもしくは粉15g:お湯300ml
  • 約2杯分 粉20g:お湯400ml

あくまで目安ですので、淹れてみて薄い・濃いと思ったら粉を増やす・減らすなどして微調整してくださいね。

お湯を投入予定量の1/3程度、粉全体にかかるように回し入れ、30秒蒸らす

容器にコーヒー粉を入れたら、お湯を投入予定量の1/3程度、粉全体にかかるように回し入れ、30秒蒸らします。

残りの2/3のお湯をゆっくり静かに入れ、蓋をして、先ほどの蒸らしの30秒と合わせ4分待つ

残りの2/3のお湯をゆっくり静かに入れ、蓋をして、先ほどの蒸らしの30秒と合わせ4分ほど待ちます。

4分経ったらプッシャーをゆっくり押し下げる

4分経ったらプッシャーをゆっくり押し下げます。

ゆっくり押すことで、微粉が舞わず、舌触りのよいコーヒーができあがります。

カップに注ぐ際は、微粉を注いでしまわないよう、最後まで注ぎ切らないように注意しましょう。

実際に使ってみたレビュー

見た目

まず見た目

シンプルですがかわいらしくて割と好みです。

器具の見た目ってモチベーションにも深く影響するので、自分が気に入るかどうかって大事ですよね。

性能

次に性能の面ですが、素材がプラスチックなので、とても軽くて扱いやすいですね。

割れにくいので、洗う時も気が楽です。

また、使用後の粉の処理が簡単なのも評価ポイントですね。

底蓋を外せばそのまま粉を捨てることができます。

使用前後の面倒くささが少ないのは継続して使うためには重要です。

出来上がったコーヒーの味

肝心の出来上がったコーヒーには、豆本来の風味がストレートに出ていました。

ペーパーフィルターを使ったハンドドリップでは中々抽出されない豆のオイルや、コクを感じられます。

これは金属フィルターならではの魅力ですね。

コーヒーの抽出自体もとても簡単でしたので、これなら誰でもおいしくコーヒーを淹れられると思います。

注意点

注意点としては、抽出したコーヒーは早めにカップに移し切ること。

抽出後の粉がコーヒー液に漬かりっぱなしですので、どんどんえぐみが出てしまいます。

あと、気を付けてもまあまあ微粉がカップに入ってしまいます。

最後まで飲み切ると、カップの底に沈んだ微粉も飲んでしまい、舌触りが悪くなりますので、飲み切らないことをおすすめします。

まとめ~フレンチプレスなら誰でもおいしくコーヒーが淹れられる~

今回使ったのは、珈琲考具の「割れにくいフレンチプレス」ですが、基本の抽出方法はどのフレンチプレスでも差はないと思います。

細かいことをいうと、メッシュの細かさなどで多少風味が変わります。

ですが、初めて買うフレンチプレスなら見た目や使用前後の手間の少なさなどで選ぶのがよいかと。

その点、珈琲考具のフレンチプレスは以下の特徴がありましたので、割とおすすめですね。

  • パーツが少ない
  • プラスチックなので雑に使っても平気
  • 使用後の粉を捨てるのが簡単

また、珈琲考具には他にもたくさんおしゃれなグッズがあります。

気になった方は公式HPなどを見てみてはいかがでしょう。

珈琲考具 | 下村企販株式会社 (simomura-kihan.co.jp)

みなさんも自分のお気に入りの器具で、コーヒーライフを楽しんでくださいね。

ちなみに私が使っているドリップポットは珈琲考具のものです。

これも見た目で選びましたが、割と気に入っています。