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美味しいコーヒー豆の選び方が知りたいな。
コーヒーを始めてみたい方、始めたばかりの方にとって、コーヒー豆を選ぶのって難しいですよね。
見慣れない横文字ばかりですし、何を基準に選べばいいのかわからないから、とりあえずUCCやキーコーヒーなどの有名なメーカーの豆を選んでいる方も多いはず。
この記事では、ハンドドリップ歴3年のコーヒー好きが、コーヒー豆の選び方について解説します。
豆を選ぶときに何を重視すればいいかがわかれば、自分好みのコーヒー豆を選べるようになりますよ。
- 味への影響が大きいのは焙煎度
- 美味しいコーヒー豆を買うなら専門店
- 初心者が気軽に買うならネットショップもアリ
初心者向けコーヒー豆の選び方をチャートで解説
初心者がコーヒー豆を選ぶときは、以下の順に決めていくと、自分の好みの豆を選ぶことができます。
順番に解説します。
チャート解説①味の方向性は焙煎度で決まる!
コーヒーは焙煎度によって大きく味わいが変わります。
コーヒーの風味を作る要素はいろいろありますが、焙煎の深さは最も風味への影響が大きいと言っても過言ではないでしょう。
基本的に浅煎りであるほど酸味が強くあっさりとした味わいで、焙煎度が深くなるにつれて、苦味は強く、どっしりしていきます。
とはいえ、自分がどんなコーヒーが好みかわからない方もいるでしょう。
そんなときは、最初は中深煎りの豆を買ってドリップしてみてください。
飲んでみてもっと苦いのがよければ深煎り、あっさりしたのがよければ浅煎り寄りの豆が好みの風味ということになります。
チャート解説②産地ごとに風味の特徴が違う
コーヒーは産地によって、風味の特徴が違います。
焙煎度は味わいのうちの苦い・酸っぱいの方向性に影響がありましたが、産地が違うと例えば「ナッツのような苦味」「オレンジのような酸味」といった特徴が出ます。
コーヒーはコーヒーベルトと呼ばれる、赤道から北緯25度、南緯25度の範囲内の産地で作りやすく、そのため一般的に産地は大きく4つに分けられます。
どれが優れているということはありませんので、興味のある産地の豆を買ってみるのが良いですが、決められない場合は南米系の豆を買ってみるのがおすすめです。
ブラジルやコロンビアの豆は、缶コーヒーやカフェチェーンなどでブレンドに使われることも多く、1番飲み慣れている味であると同時に、万人受けする味わいでもあります。
迷ったときは南米系を選んでおけば、ほぼ間違いないでしょう。
チャート解説③ミルが無ければ粉に挽いてもらおう
コーヒー豆は豆のまま売っている場合と、粉にして売っている場合とがあります。
豆で買ってドリップの直前に挽いた方が香りが立ちますが、コーヒーミル(豆の粉砕機)を持ってない場合は、粉で買うのでも問題ありません。
ただ、スーパーなどで売っている粉は、挽いてからかなりの時間が経過していることが多く、鮮度が悪く、風味が飛んでいることがあります。
そんな場合はコーヒー豆の専門店を利用しましょう。
ビーンズショップなどの専門店では、買った豆をその場で粉に挽くサービスをやっていることもあります。
購入時に豆のままか挽くかを聞かれますので、挽いてもらう場合は、粉の細かさ(挽き目)を伝えれば大丈夫です。
また、ネットショップでも、購入時に豆か粉かを選べるショップも多く、注文後に焙煎して挽いてから発送してくれるので、ミルが無くても新鮮で美味しい豆が購入できますよ。
挽き目 | 用途 |
---|---|
極細挽き | エスプレッソなど |
中細挽き~中挽き | ハンドドリップなど |
粗挽き | フレンチプレスなど |
初心者はどこで買う?美味しいコーヒー豆を買うなら迷わずコーヒー専門店
コーヒー豆は様々な場所で購入できますが、美味しいコーヒーを飲むならビーンズショップなどの専門店で買うのがおすすめです。
ただ、売っている場所ごとにそれぞれ良さがあります。
メリットやデメリットを理解して、自分に合った場所で買いましょう。
コンビニ・スーパー
コンビニやスーパーは店舗数が多く、買い物ついでに購入できるのがメリットです。
UCCやキーコーヒー、その他大手メーカーのこだわりの味が比較的安く手に入ります。
一方、販売されている豆は大量生産されるものですので、豆の質は低め。
また、焙煎してから時間が経っていることも多く、鮮度の面もイマイチです。
カフェ
スタバやタリーズといったカフェでも、豆は売っています。
フラっと立ち寄ったときに買えるし、好きなカフェの味をおうちで味わえるのは嬉しいポイントです。
ただ、コンビニやスーパーの豆と同じく、焙煎してから時間が経っていることが多いため、鮮度がイマイチなことが多いです。
ビーンズショップ
専門店で売っている豆は焙煎後1~2週間程度のことが多く、お店によっては注文後にその場で焙煎して売ることもあるので、とても新鮮で香り高いコーヒーを味わうことができます。
また、銘柄が入れ替わることがあるので、いろんな味わいのコーヒーを楽しむことができます。
ただ、初心者にとっては入店するのに少しハードルが高いのも確かでしょう。
注文の仕方がわからなかったり、初心者だからとバカにされたらどうしようなど、慎重になってしまう方もいると思います。
先に言っておくと、そんなにビビる必要はありません。
初心者で勝手がわからなくても、キチンと対応してくれるお店がほとんどです。
お店によってはどんな味が好きか、どんなコーヒーが飲みたいかで豆をおすすめしてくれることもあります。
豆が決まったら、どの豆がどれくらい欲しいかを伝えると、粉に挽くサービスをやっているお店では豆のままか粉にするか聞かれるので、欲しい方で答えましょう。
ネットショップ
コーヒー豆はAmazonや楽天市場、カフェやビーンズショップのオンラインストアなどでも購入可能です。
ネットショップの場合、欲しい豆を選んで決済するだけなので、とても手軽&気軽にお買い物することができます。
焙煎日を明記していないショップでは、手元に届くまで豆の質がわからないのがデメリットですが、多くの専門店では焙煎して日が浅い新鮮な豆を送ってくれます。
- わざわざ買いに行く手間が無い
- 受け取りも不要なことがある
- 焙煎して間もない鮮度の良い豆が届く
など、メリットがたくさんあるので、専門店に入るのに勇気がいるという方は、ぜひネットショッピングを試してみてくださいね。
初心者のための美味しいコーヒー豆を選ぶポイント3選
自分好みの豆以外にも、美味しい豆を選ぶときのポイントがあります。
初心者のうちは、焙煎度、産地の他に、3つのポイントを意識すると、美味しいコーヒーを楽しむことができますよ。
ポイント①産地ごとのグレードで質が違う
豆を買うときは、豆の名前に注目してみてください。
コロンビア スプレモや、パナマ エスメラルダ ゲイシャなど、様々な名前が付いていることに気が付くでしょう。
コーヒー豆の名前は、「生産国名」「グレード」「生産地区・農園名」「豆の品種」「精製方法」などを組み合わせていることが多いです。
例えばコロンビア スプレモなら生産国名+グレード、パナマ エスメラルダ ゲイシャなら精査国名+農園名+品種、といった具合です。
生産地区や品種、精製方法は記載がないことも多く、初心者のうちはそこまで気にする必要はありませんが、豆のグレードだけは頭に入れておくと、美味しい豆を選ぶ役に立ちます。
コーヒー豆は生産国ごとに、以下のいずれかの方法を用いてグレード(格付け)という形で評価していることが多いです。
- 産地の高度
- スクリーン(粒の大きさ)
- 欠点数+スクリーン
それぞれ、標高が高いところ、粒が大きい、粒が大きく欠点(異形や異物の混入)が少ない豆が良いとされています。
以下に代表的な生産国のトップグレードの例を記載しておきますので、豆を選ぶときの参考にしてみてください。
生産地 | グレード |
---|---|
グアテマラ | ストリクトリーハードビーン(SHB) |
エルサルバドル | ストリクトリーハイグロウン(SHG) |
コスタリカ | ストリクトリーハードビーン(SHB) |
コロンビア | スプレモ |
タンザニア | AA |
ブラジル | タイプ2(No2) |
ジャマイカ | No1 |
インドネシア | G1 |
ポイント②焙煎して間もないものは鮮度がいい
コーヒー豆は焙煎後、どんどん鮮度が落ちていきます。
焙煎してから1ヶ月以上経過した豆は、雑味が多く、香りも立たなくなり、豆が本来持っている美味しさを発揮できなくなります。
ですので、できるだけ焙煎したてで鮮度の良い豆を選ぶことが、香り高く美味しいコーヒーを楽しむためのポイントとなります。
コンビニやスーパーの豆ではなく、焙煎日を明記しているお店や、新鮮さを売りにしているショップなどから買うと、鮮度の良い豆を手に入れやすいですよ。
ポイント③スペシャルティコーヒーはコーヒーピラミッドの上位
スペシャルティコーヒーというのは、産地ごとの格付けとは違い、飲む人の評価を基にして区分された、コーヒーピラミッドの上位に位置するコーヒーのこと。
各国にスペシャルティコーヒー協会がありますが、日本スペシャルティコーヒー協会のスペシャルティコーヒーの定義は以下の通り。
消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。
風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。
カップの中の風味が素晴らしい美味しさであるためには、コーヒーの豆(種子)からカップまでの総ての段階において一貫した体制・工程・品質管理が徹底していることが必須である。(From seed to cup)スペシャルティコーヒーの定義 « SCAJについて | 一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会
実際に飲んでみるとわかりますが、これまでに飲んできた缶コーヒーやインスタントとはまるで違い、圧倒的な豆の個性を楽しむことができます。
最近ではネットショップでも売られていることが多く、かなり手軽に手に入れられるようになったので、1度お試ししてみることをおすすめします。
コーヒー初心者におすすめできるビーンズショップをご紹介
ビーンズショップに行くのはちょっとハードルが高い、という方はネットショップを活用しましょう。
以下は私が実際に利用してみたおすすめできるネットショップです。
- ポストコーヒー
- 珈琲きゃろっと
- imperfect表参道
コーヒー初心者におすすめのビーンズショップ①ポストコーヒー
多数のメディアに取り上げられて、昨今話題のポストコーヒー。
決まった周期で新鮮なコーヒー豆が届くサブスクタイプのビーンズショップですが、一度使ってみるとその便利さに驚きます。
- 毎月自動決済で支払いの手間なし
- ポストにお届けしてくれるので受け取り不要
- 好みに合わせて毎月異なる銘柄が届く
- 届くのは全てスペシャルティコーヒー
独自のコーヒー診断で自分の好みを知ることもできるので、「まだどんな味が好きなのかわからない」という方は、コーヒー診断だけでもやってみてくださいね。
関連記事:ポストコーヒーをレビュー
コーヒー初心者におすすめのビーンズショップ②珈琲きゃろっと
珈琲きゃろっとは初心者から上級者までおすすめできるビーンズショップです。
スペシャルティコーヒーはもちろんのこと、コーヒー豆の品評会で受賞できるレベルの豆を、リーズナブルに買うことができます。
特筆すべきはお試しセット。
珈琲きゃろっとで人気の2銘柄を200gずつ、2,138円で購入できるという破格のセットです。
気に入らなければ返品保障もついているので、試さないことがもったいないくらいのお得さ。
想像以上の味わいにきっとびっくりしますよ。
コーヒー初心者におすすめのビーンズショップ③imperfect表参道
imperfect表参道は東京は表参道に実店舗を構えるショップです。
ショップではコーヒーを取りまく環境問題や社会問題に取り組んでいるため、コーヒーを買うことで問題解決に貢献できます。
サブスクではスペシャルティクラスの豆を毎月お届けしてくれます。
初回は200g分の高品質な豆が送料込みで700円と、スペシャルティコーヒーでは考えられないくらいお得に購入できますよ。
まとめ~チャートに沿って美味しいコーヒー豆を買っておうちカフェを豊かにしよう~
コーヒー豆を選ぶときは、まずは最も風味への影響が大きい焙煎度を見て選びましょう。
焙煎度を決めた後は、エリアごとの特徴を踏まえて産地を決めると、自分好みの豆を選びやすくなります。
豆はコンビニ・スーパーやカフェなどでも買えますが、美味しいコーヒー豆を求めるならビーンズショップなどの専門店で買うのがおすすめです。
コーヒー豆にとって重要な鮮度の良い豆が手に入れやすく、また様々な銘柄を楽しむことができます。
ただ、ビーンズショップに入るのが緊張する、勇気がいるということもあります。
そういった場合は、ネットショッピングを活用しましょう。
スペシャルティコーヒーを売っているショップも多いですし、「焙煎してから1週間以内の豆」など、鮮度を明記していることもあるので、実店舗で買うのと同じくらい高品質な豆が手に入ります。
また、毎月違う豆が届くサブスクサービスなら、たくさんの種類の豆に出会うことができます。
ぜひいろんな美味しいコーヒー豆を買って、おうちカフェを楽しんでくださいね。