コーヒー豆を挽いたときに出る白いカスは粉と一緒にドリップしてもいい?

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ネコさん

コーヒー豆を挽いたら白いカスが入ってた

そのままハンドドリップしてもいいの?

コーヒー豆を挽いたとき、挽き終わった粉の中に白いカスが混じっていること、ありますよね。

なんだったらコーヒーミルにも付いていたりして、そのままドリップして平気なのか、不安になってしまう方もいるかもしれません。

そんな方のため、今回はその白いカスのことを説明します。

 
Kすけ
結論をいうと、白いカスはほっといても大丈夫なことがほとんどです。
  • 白いカスの正体
  • その他のコーヒーに関連する白いやつについて
  • コーヒーの保管方法
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コーヒー豆の白いカスの正体はシルバースキン

※真ん中の白い部分がシルバースキン

コーヒー豆を挽いたときに混じっている白いカスは「シルバースキン」と呼ばれるものです。

シルバースキンというのは、コーヒー豆を収穫したときに豆の表面を覆っている薄皮のこと。

ほとんどは生産から販売までの間に取り除かれます。

ですが、コーヒー豆の真ん中の割れ目(センターカット)の部分だけ、残ってしまうことがあります。

 
Kすけ
焙煎時に焼き切るものなので、浅煎りだと特に残りやすいです。

粉と一緒にドリップしても問題ない

コーヒー粉と一緒にドリップしてしまっても問題はありません。

ただ、細かいことを言えば、雑味の原因となります。

軽く息を吹きかけたり、手作業で取り除いたりすれば除去できますが、正直とっっっっっても手間です。

しかも頑張って取り除いたとしても、そこまで劇的に美味しくなるわけでもありません。

 
Kすけ
費用対効果が絶望的に悪いので、わざわざ取り除く必要はないですね。

シルバースキン以外の白いやつ

インスタントコーヒーの場合は、シルバースキン以外に白いやつが発生することがあります。

そんなシルバースキン以外の白いやつらについてもお話します。

カフェインの結晶

インスタントコーヒーの表面に白いカビのようなものが発生することがあります。

多くはカフェインが結晶化したものであり、摂取しても特に問題はありません。

高温多湿の環境で保管していると、カフェインが結晶化することがあるようです。

 
Kすけ
カビかと思ってビックリしますよね。

Q インスタントコーヒーの粉表面にクモの巣か、白いカビのようなものが見えます。これは何でしょうか?

A インスタントコーヒーの表面に白くカビのように見えるのは、コーヒーの成分であるカフェインが結晶となって粉の表面に出たものと思われます。コーヒーに含まれるカフェインは、未開封、開封に関わらず、温かいところや湿気の多いところ等に置かれた場合、顆粒の表面に白い針状結晶となって現れることがあります。

インスタントコーヒーの粉表面にクモの巣か、白いカビのようなものが見えます。これは何でしょうか? | コーヒーはUCC上島珈琲

カビ

コーヒーにもカビは生えます。

特にインスタントコーヒーはコーヒー豆をドリップしたものを、凍結・乾燥後に粒上にしているので、水分を吸収しやすい状態です。

未開封の状態であれば問題ありませんが、一度開封するとコーヒーが空気中の水分を吸収します。

含んでいる水分量が増えるとカビが生えやすくなり、気が付いたらカラフルなインスタントコーヒーができあがっているかもしれません。

カビが生えたコーヒーを飲んでしまうと、アレルギーや食中毒を起こし、トイレとお友達になってしまう可能性があります。

 
Kすけ
少しでも見た目がおかしいとか、かび臭い匂いがしたらゴミ箱にINした方が安心ですね。

コーヒーの賞味期限は1~3年

コーヒーの賞味期限はおよそ1~3年です。

基本的には商品に記載されているので、それに従いましょう。

ただし、賞味期限の多くは、「未開封の状態」での味の保証期限です。

開封後はどんどん豆が劣化していくので、早めに飲み切ることをおすすめします。

 
Kすけ
飲み切れる量を買うのも大事ですね。

劣化したコーヒーからは特有の嫌な酸味が出てきます。

特に専門店などで豆を買っている場合、スーパーで買うよりも高いことが多いのに、劣化させてしまってはもったいないですよね。

専門店だと店頭に焙煎日が提示してあったり、パッケージに記載されていることが多いので、焙煎日から1ヶ月程度を目安に飲み切るとよいでしょう。

関連記事:コーヒーの酸味の正体を解説

コーヒーの保管方法

コーヒーをできるだけ劣化させない方法について解説します。

豆・粉の状態とインスタントコーヒーで違うので、それぞれ説明しますね。

豆・粉は冷蔵庫か冷凍庫で

豆・粉の状態の場合、紫外線・光・温度・湿度など、様々な要素で風味が劣化していきます。

そのため、ジップロックのようなもので小分けにして冷凍庫に入れるのがベストです。

面倒な場合は密閉容器に入れて冷蔵庫で保管でも、ある程度は鮮度の低下を防げます。

 
Kすけ
1ヶ月で飲み切れなさそうなら冷凍した方がいいですね。

コーヒー豆の保存方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:コーヒー豆の保存方法について

インスタントコーヒーは冷暗所で

インスタントコーヒーの場合は高温多湿を避けて、冷暗所で常温保存しましょう。

冷蔵庫で保管した場合、取り出したときの室温差で結露が発生します。

粉が固まってしまったり、風味の低下を招いたりする原因となります。

 
Kすけ
できれば最後までおいしく飲みたいですよね。

まとめ~豆はシルバースキンなら問題なし インスタントコーヒーはカフェインかカビの可能性有り~

シルバースキンは浅煎りから中煎りくらいの焙煎度の豆を挽いたときに、よくミルなどに付着しています。

浅煎りから中煎りのように焙煎時間が短いと、焼ききれずに残ってしまうことが多いです。

身体に悪いものではないので、コーヒー粉と一緒にドリップしてしまっても特に問題はありません。

インスタントコーヒーの場合は、カフェインの結晶のことが多いですが、不安なら買いなおすことをおすすめします。

 
Kすけ
せっかくのコーヒーで体調を悪くしたくないですよね。

もしコーヒー豆のシルバースキンが気になるのであれば、深煎りのコーヒーを選びましょう。

以下は浅煎り豆と深煎りの豆の画像です。

浅煎りより深煎りの方がシルバースキンが少ないですよね。

絶対にシルバースキンが無いわけではありませんが、浅煎りのコーヒー豆を買うよりはシルバースキンに悩まされることは少なくなります。

ミルにくっついたりすることも、大分減るでしょう。

 
Kすけ
毎回シルバースキンをきれいにするのも面倒ですもんね。

ちなみに、美味しい深煎りの豆をお探しなら、ポストコーヒーがおすすめです。

日本全体で5%程度しか流通していないスペシャルティコーヒーの専門店で、毎月ポストに美味しいコーヒーを届けてくれます。

スペシャルティコーヒーは浅煎り~中煎りなことが多いのですが、ポストコーヒーでは深煎りの豆も扱っています。

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以下にレビュー記事のリンクを貼っておきますので、美味しい深煎りコーヒーを楽しみたい方は、ぜひご覧ください。

レビュー記事はこちら

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