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それぞれの違いを知りたいな。
朝が忙しい人や、手軽においしいコーヒーを楽しみたい人に人気のカプセル式コーヒーマシン。
いろんな種類のマシンがありますが、その中でも比較的メジャーなのはキューリグとネスプレッソです。
この2つ、正直なにが違うのかよくわからないし、自分で比較するのも大変ですよね。
でも、比較せずに買うと「思ったより音が大きい」とか「好みのカプセルがない」といったことでガッカリするかもしれません。
この記事では、私自身がマシンの購入を検討するにあたって、キューリグとネスプレッソについて調べた内容を比較して、備忘録として記載しています。
抽出音の大きさも比較できますので、購入を検討している方の役に立てば幸いです。
※最終的にキューリグを買いました。以下の記事でレビューしていますので、よろしければぜひご覧ください。
関連記事:キューリグのBS300をガチレビュー
- マシンを安く手に入れるならキューリグ
- ミルク系のコーヒーも楽しみたいならネスプレッソ
- アパートやマンションで使うなら抽出音が小さいキューリグがおすすめ
- 音が大きくても濃いコーヒーが飲みたいならネスプレッソ

◆コーヒー系ブロガー【Kすけ】
JSFCA認定コーヒーソムリエ・J.C.Q.A.認定コーヒーインストラクター3級おうちカフェを楽しむための、コーヒー・デカフェ・スイーツの情報を発信中
詳しいプロフィールはこちらキューリグ・ネスプレッソがおすすめな人3選

先に結論をお話しますが、キューリグとネスプレッソはこんな人におすすめです。
- 音が静かなマシンを探している人
- コーヒーマシンをお得に手に入れたい人
- 紅茶や煎茶も飲みたい人
- 濃厚なコーヒーやクレマが楽しみたい人
- サブスクを避けたい人
- コンパクトなマシンを探している人
キューリグは人気のカフェと開発したカプセルが豊富です。ハンドドリップしたような味わいのコーヒーが楽しめますので、おうちでカフェの味が楽しみたい人向けのマシンです。
音も静かなので、早朝や夜中の使用も気になりません。
定期便ならコーヒーマシンをお得に手に入れられるので、安くマシンを手に入れたいならキューリグがおすすめです。
ネスプレッソは濃厚なコーヒーを楽しみたい人におすすめです。ネスプレッソオリジナルのコーヒーメーカーは、高圧力での抽出によって、高濃度のコーヒーの抽出ができます。
また、マシンによりますが、全体的に軽量でコンパクトな設計をされています。キッチンのスペースをできるだけ使いたくない場合は、ネスプレッソにした方がいいでしょう。
キューリグとネスプレッソのスペックを比較

キューリグとネスプレッソのマシンの比較表です。
ネスプレッソはキューリグのBS300と同じ価格帯のマシンを比較しました。
| キューリグ | ネスプレッソ | |
|---|---|---|
| マシン | BS300 | イニッシア ブラックD |
| 規格 | 幅 18.0cm | 幅 12.0cm 奥行 32.1cm 高さ 23.0cm 重量 2.4kg |
| 抽出方法 | ドリップ式 | 圧力式 |
| 抽出音 | 小さい | まあまあ大きい |
| お手入れ | 簡単 | 簡単 |
| 水タンク容量 | 1500ml | 600ml |
サイズはネスプレッソ イニッシア ブラックDの方が小さい
家の中、例えばキッチンやリビングに置いておくものですから、サイズ感は気になりますよね。
せっかくマシンを買っておうちに届いても、置き場所がなかったら悲しすぎます。
下記の表を目安に、購入前に自分の家のどこに設置するのか検討してみてください。
| キューリグ:BS300 | ネスプレッソ:イニッシア ブラックD |
|---|---|
| 幅 18.0cm | 幅 12.0cm |
| 奥行 31.8cm | 奥行 32.1cm |
| 高さ 30.0cm | 高さ 23.0cm |
| 重量 3.8kg | 重量 2.4kg |
幅・高さはネスプレッソのイニッシアの方が断然小さいですね。
奥行きは0.3cmの差なので、ほぼ同じと考えてよいでしょう。
ちなみに、個人差はありますが、175cmの男性が手をパーにすると、親指の先から小指の先までが大体20cm強くらいになります。
160cmくらいの女性だと18cm前後です。
重量もイニッシアの方が軽いので、動かすときにより力がいらないのはイニッシアです。
抽出方法はドリップ式か圧力式
2つのマシンは抽出方法に違いがあります。
| キューリグ:BS300 | ネスプレッソ:イニッシア ブラックD |
|---|---|
| ドリップ式 | 圧力式 |
味わいの違いを簡単にいうと、ドリップ式はあっさり、圧力式は濃厚になります。
キューリグのドリップ式では、カプセルの中のコーヒー粉にお湯を注いでゆっくりと抽出を行います。まるで喫茶店のマスターがハンドドリップしたような、香り高くやわらかな味わいのコーヒーが魅力です。
味わいはあっさり目になりやすいですが、カプセルの種類にも大きく左右されます。
対してネスプレッソのイニッシアは圧力式です。
独自の抽出システムにより、カプセルの中のコーヒーに最大19気圧程の高圧力をかけて、コーヒー成分を一気に抽出します。
1杯が濃く抽出できるということと、クレマと呼ばれる泡ができるのが特徴です。クレマがあると一口目が甘く、口当たりもまろやかになるので、コーヒーがより美味しく感じます。
抽出音は断然キューリグが小さい
コーヒー抽出時の音は、断然キューリグの方が小さいです。
音が大きいとご近所さんに迷惑じゃないかとか、寝ている家族を起こしてしまわないかと心配ですよね。
ネスプレッソは圧力をかけて抽出するので、パワーをかける分、音が大きくなります。
| キューリグ:BS300 | ネスプレッソ:イニッシア ブラックD |
|---|---|
| 小さい(約40db) | まあまあ大きい(不明) |
おおよそですが、40dbは図書館の中くらいの音です。
実際にキューリグを使ってみても、抽出時の音はほとんど気になりませんでした。
ユーチューブの動画で音が確認できますので、ぜひご覧ください。ネスプレッソは抽出時に「ガーッ」という大きめの音がなります。
キューリグ※2分くらいから
ネスプレッソ
水タンクの容量はキューリグの方が大きめ
| キューリグ:BS300 | ネスプレッソ:イニッシア ブラックD |
|---|---|
| 1500ml | 800ml |
水タンクが大きいとタンクに水を入れる回数が減るので、その分手間が減ります。
キューリグは1杯140mlを推奨していますので、約10杯作れる計算です。
一方、ネスプレッソはメニューによって、抽出量が違います。エスプレッソの場合は約40mlなので、単純計算で20杯作れます。
ですが、ルンゴだと約110mlの抽出ですので、7杯淹れたら給水が必要になります。
説明書によると、抽出前には数回のすすぎをしなくてはいけないので、すすぎの分も考えると、淹れられる杯数はもっと少なります。
お手入れはどちらも簡単
日々のお手入れはどちらのマシンも簡単です。
| キューリグ:BS300 | お手入れ方法 |
|---|---|
| Kカップホルダーセット 水タンク・水タンクふた ドリップトレー | 中性洗剤で洗浄 |
| カップスタンド | 硬くしぼったふきんで拭く |
| 本体内部 | ※必要に応じてすすぎ |
| 抽出ヘッド内部 本体 | ※必要に応じて硬くしぼったふきんで拭く |
| ネスプレッソ:イニッシア ブラックD | お手入れ方法 |
|---|---|
| 排水受け皿 | 溜まった水・コーヒーを捨てる ※必要に応じて洗浄 |
| 排水グリッド | ※必要に応じて洗浄 |
| カプセルコンテナ | 使用済みカプセルを捨てる ※必要に応じて洗浄 |
| ドリップベース | ※必要に応じて洗浄 |
こちらもユーチューブ動画があります。
キューリグ※2:10くらいから
ネスプレッソ※2:18くらいから
キューリグとネスプレッソはどっちがお得?価格や選べるカプセルの種類を比較

ここからは価格など、サービス面を比較します。
| キューリグ | ネスプレッソ | |
|---|---|---|
| マシンの価格 | 14,980円 ※BS300 | 15,400円 ※イニッシア ブラックD |
| サブスク | マシン付きよりどり定期便48杯コース | カプセルのみの定期購入 |
| 1杯の値段 | 118円~ | 91円~ |
| カプセルの種類 | 41種類 | 37種類 |
| デカフェ | 有り | 有り |
※2024年3月時点
マシンはキューリグが断然安い
| キューリグ:BS300 | ネスプレッソ:イニッシア ブラックD |
|---|---|
| 19,800円 | 15,400円 |
マシンを単体で購入する場合は、ネスプレッソの方が安いです。
ただ、これは単体で購入したときの話です。
キューリグはサブスクを利用すると、マシン価格が6,240円と実質1/3の値段で買えます。
ネスプレッソ イニッシアとのマシン代の差はなんと9,160円になります。カプセルにすると約90個分の差です。
1日2杯飲む計算としても、1.5ヶ月分の差がつくのは、かなり大きな差です。
1杯当たりの値段はネスプレッソが安い
| キューリグ:BS300 | ネスプレッソ:イニッシア ブラックD |
|---|---|
| 145円~ | 108円~ |
キューリグもネスプレッソも、カプセルによって価格が変わります。
カプセル単品で見た場合は、ネスプレッソの方が安く済みます。
カプセルの種類は同じくらい
どちらも30種類以上のカプセルから選ぶことができますが、それぞれ特徴があります。
| キューリグ:BS300 | ネスプレッソ:イニッシア ブラックD |
|---|---|
| 41種類 | 37種類 |
キューリグは人気カフェと共同開発したカプセルが豊富です。
41種類中、実に30種類がカフェブランドのコーヒーやお茶なので、おうちで手軽にカフェの味を楽しむことができます。
ネスプレッソはキューリグよりコーヒーに特化しています。お茶や紅茶のカプセルはありませんが、多種多様なコーヒーを楽しめます。
高級機種を選べばミルクを温めたり、泡立てたりもできるので、値段が張ってもネスプレッソを選ぶというもアリですね。
以下の「~一覧」をタップすると、カプセルの一覧を見れます。
キューリグカプセル一覧
| HIDE IZAKI ドリップカプセル | 【数量限定】森彦 森彦のブレンド |
| 上島珈琲店 オリジナルブレンド | 【数量限定】上島珈琲店 浅煎り有機ブレンド |
| ドトールコーヒー オリジナルブレンド | ドトールコーヒー 炭火焙煎 |
| AMAZING COFFEE ドリップカプセル | AMAZING COFFEE Choo Choo BLEND |
| SUZUKI COFFEE 雪室珈琲 | 小川珈琲 オーガニックコーヒー |
| 小川珈琲 マイルドコーヒー | 丸山珈琲 丸山珈琲のブレンド |
| 英國屋 リッチテイスト | タニタコーヒー プレミアムブレンド |
| セガフレード・ザネッティ ローマスタイル | プロント プロントブレンド |
| カフェ・ド・クリエ ホームブレンド | サンマルクカフェ ブレンドコーヒー |
| トミヤコーヒー オリジナルブレンド | ヒルス ブレンドゴールド |
| カフェグレコ エスプレッソロースト | キューリグオリジナル For MUG マグ用ブレンド |
| キューリグオリジナル With MILK カフェオレ用ブレンド | キューリグオリジナル ベーシックロースト |
| キューリグオリジナル モカブレンド | キューリグオリジナル キリマンジァロAA100% |
| キューリグオリジナル 有機栽培珈琲 | キューリグオリジナル 炭焼珈琲 |
| キューリグオリジナル カフェインレス | キューリグオリジナル アイスコーヒー |
| HARNEY & SONS パリ | HARNEY & SONS イングリッシュ・ブレックファースト |
| HARNEY & SONS ソーホー | アフタヌーンティー シャルドネダージリン |
| アフタヌーンティー アフタヌーンティーブレンド | 中村藤吉本店 中村茶 |
| 辻利 宇治抹茶入り煎茶 | 辻利 宇治ほうじ茶 |
| リプトン イエローラベル | キューリグオリジナル 抹茶入り緑茶 |
| キューリグオリジナル ジャスミン茶 |
ネスプレッソカプセル一覧
| リオデジャネイロ エスプレッソ | イスタンブール エスプレッソ |
| パリス エスプレッソ | トウキョウ ルンゴ |
| ケープタウン ルンゴ | ストックホルム ルンゴ |
| ヴィエナ ルンゴ | シャンハイ ルンゴ |
| ブエノスアイレス ルンゴ | ナポリ |
| カザール | リストレット |
| アルペジオ | ヴェネツィア |
| ローマ | リヴァント |
| リストレット デカフェ | アルペジオ デカフェ |
| フィルター スタイル マイルド | フィルター スタイル インテンス |
| ヴァニリア | カラメロ |
| チョコラティーノ | ノッチョーラ |
| コルト | スクーロ |
| キアロ | ペルー オーガニック |
| インド | インドネシア |
| コロンビア | ニカラグア |
| エチオピア | カプリチオ |
| コズイー | ヴォリュート |
| ヴォリュート デカフェ |
お茶や紅茶も楽しみたいならキューリグ、コーヒーに特化したいならネスプレッソを選ぶのが良いでしょう。
キューリグとネスプレッソのカプセルに互換性はない

キューリグとネスプレッソのカプセルに互換性はありません。カプセルを作っているメーカーが違うので、カプセルやマシンの規格が違うからです。
例えば、ネスプレッソのカプセルがキューリグにセットできたとしても、美味しいコーヒーにはならないでしょう。
カプセルは美味しくコーヒーが作られるように、マシンの抽出方法に合わせて設計されています。キューリグとネスプレッソではマシンの抽出方法が違うため、カプセルに対してベストの抽出ができません。
説明書にも規格にあったものを使用するよう記載されています。
「マシンはキューリグ、カプセルはネスプレッソがいい」といった理由で使い回さないようにしましょう。
まとめ~キューリグ・ネスプレッソの特徴を理解して、自分に合ったマシンを購入しよう~
キューリグもネスプレッソも、私たちの手間を省いて、美味しいコーヒーを淹れてくれるマシンです。
それぞれどんな人に向いているかは違うので、自分に合ったマシン・サブスクを選ぶことが大切です。
- 音が静かなマシンを探している人
- コーヒーマシンをお得に手に入れたい人
- 紅茶や煎茶も飲みたい人
- 濃厚なコーヒーやクレマが楽しみたい人
- サブスクを避けたい人
- コンパクトなマシンを探している人
どちらを選んでも、マシンをお迎えすれば朝の時間が多く取れるようになります。
浮いた時間で家族とのコミュニケーションや、ゆったりコーヒータイムが楽しめますよ。
個人的にどちらかを選ぶなら、キューリグを選びます。
キューリグは抽出音がとても小さいので、アパート・マンションに住んでいる人や、2人以上で暮らしていても、気を遣う必要がありません。
紅茶や煎茶も楽しめるので、「朝はコーヒー、お昼ご飯の後は紅茶でアフタヌーンティーを楽しむ」なんて使い方もできます。お茶や紅茶のラインナップが豊富なのは、キューリグならではです。
ちなみにキューリグの定期便には初回特典があります。
人気カフェのカプセルが12種類もらえるのですが、特典はいつまでやっているかわかりません。
| 初回特典の内容 | |
|---|---|
| 小川珈琲 マイルドコーヒー | TOMIYACOFFEE オリジナルブレンド |
| タニタコーヒー プレミアムブレンド | 上島珈琲店 オリジナルブレンド |
| 英國屋 リッチテイスト | 丸山珈琲のブレンド |
| アメージングコーヒー | サンマルクカフェ ブレンドコーヒー |
| ドトール 炭火焙煎 | 辻利 宇治ほうじ茶 |
| 中村藤吉本店 中村茶 | アフタヌーンティー シャルドネダージリン |
利用してみたいと思ったら、早めに利用しましょう。


