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それぞれの違いを知りたいな。
朝が忙しい人や、手軽においしいコーヒーを楽しみたい人に人気のカプセル式コーヒーマシン。
いろんな種類のマシンがありますが、その中でも比較的メジャーなのはキューリグとネスプレッソです。
この2つ、正直なにが違うのかよくわからないし、自分で比較するのも大変ですよね。
でも、比較せずに買うと「思ったより音が大きい」とか「好みのカプセルがない」といったことでガッカリするかもしれません。
この記事では、私自身がマシンの購入を検討するにあたって、キューリグとネスプレッソについて調べた内容を比較して、備忘録として記載しています。
抽出音の大きさも比較できますので、購入を検討している方の役に立てば幸いです。
※最終的にキューリグを買いました。以下の記事でレビューしていますので、よろしければぜひご覧ください。
関連記事:キューリグのBS300をガチレビュー
- マシンを安く手に入れるならキューリグ
- ミルク系のコーヒーも楽しみたいならネスプレッソ
- アパートやマンションで使うなら抽出音が小さいキューリグがおすすめ
- 音が大きくても濃いコーヒーが飲みたいならネスプレッソ
キューリグ・ネスプレッソがおすすめな人3選
先に結論をお話しますが、キューリグとネスプレッソはこんな人におすすめです。
- 音が静かなマシンを探している人
- コーヒーマシンをお得に手に入れたい人
- 紅茶や煎茶も飲みたい人
- 濃厚なコーヒーやクレマが楽しみたい人
- サブスクを避けたい人
- コンパクトなマシンを探している人
キューリグは人気のカフェと開発したカプセルが豊富です。
ハンドドリップしたような味わいのコーヒーが楽しめますので、おうちでカフェの味が楽しみたい人向けのマシンです。
音も静かなので、早朝や夜中の使用も気になりません。
定期便ならコーヒーマシンをお得に手に入れられるので、安くマシンを手に入れたいならキューリグがおすすめです。
ネスプレッソは濃厚なコーヒーを楽しみたい人におすすめです。
ネスプレッソオリジナルのコーヒーメーカーは、高圧力での抽出によって、高濃度のコーヒーの抽出ができます。
また、マシンによりますが、全体的に軽量でコンパクトな設計をされています。
キッチンのスペースをできるだけ使いたくない場合は、ネスプレッソにした方がいいでしょう。
キューリグとネスプレッソのスペックを比較
キューリグとネスプレッソのマシンの比較表です。
ネスプレッソにはたくさんの機種がありますが、不公平にならないよう、同じ価格帯のマシンを比較しました。
キューリグ | ネスプレッソ | |
---|---|---|
マシン | BS300 | イニッシア ブラックD |
規格 | 幅 18.0cm | 幅 12.0cm 奥行 32.1cm 高さ 23.0cm 重量 2.4kg |
抽出方法 | ドリップ式 | 圧力式 |
抽出音 | 小さい | まあまあ大きい |
お手入れ | 簡単 | 簡単 |
水タンク容量 | 1500ml | 600ml |
サイズはネスプレッソ イニッシア ブラックDの方が小さい
家の中、例えばキッチンやリビングに置いておくものですから、サイズ感は気になりますよね。
せっかくマシンを買っておうちに届いても、置き場所がなかったら悲しすぎます。
下記の表を目安に、購入前に自分の家のどこに設置するのか検討してみてください。
キューリグ:BS300 | ネスプレッソ:イニッシア ブラックD |
---|---|
幅 18.0cm | 幅 12.0cm |
奥行 31.8cm | 奥行 32.1cm |
高さ 30.0cm | 高さ 23.0cm |
重量 3.8kg | 重量 2.4kg |
幅・高さはネスプレッソのイニッシアの方が断然小さいですね。
奥行きは0.3cmの差なので、ほぼ同じと考えてよいでしょう。
ちなみに、個人差はありますが、175cmの男性が手をパーにすると、親指の先から小指の先までが大体20cm強くらいになります。
160cmくらいの女性だと18cm前後です。
重量もイニッシアの方が軽いので、動かすときにより力がいらないのはイニッシアです。
抽出方法はドリップ式か圧力式
2つのマシンは抽出方法に違いがあります。
キューリグ:BS300 | ネスプレッソ:イニッシア ブラックD |
---|---|
ドリップ式 | 圧力式 |
味わいの違いを簡単にいうと、ドリップ式はあっさり、圧力式は濃厚になりやすいということです。
キューリグのドリップ式では、カプセルの中のコーヒー粉にお湯を注いでゆっくりと抽出をおこないます。
まるで喫茶店のマスターがハンドドリップしたような、香り高くやわらかな味わいのコーヒーが魅力です。
味わいはあっさり目になりやすいですが、カプセルの種類にも大きく左右されます。
対してネスプレッソのイニッシアは圧力式です。
独自の抽出システムにより、カプセルの中のコーヒーに最大19気圧程の高圧力をかけて、コーヒー成分を一気に抽出します。
1杯が濃く抽出できるということと、クレマと呼ばれる泡ができるのが特徴です。
クレマがあると一口目が甘く、口当たりもまろやかになるので、コーヒーがより美味しく感じます。
抽出音は断然キューリグが小さい
音が大きいとご近所さんに迷惑じゃないかとか、寝ている家族を起こしてしまわないかと心配ですよね。
コーヒー抽出時の音は、断然キューリグの方が小さいです。
ネスプレッソは圧力をかけて抽出するので、パワーをかける分、音が大きくなります。
キューリグ:BS300 | ネスプレッソ:イニッシア ブラックD |
---|---|
小さい(約40db) | まあまあ大きい(不明) |
おおよそですが、40dbは図書館の中くらいの音です。
実際にキューリグを使ってみても、抽出時の音はほとんど気になりませんでした。
ユーチューブの動画で音が確認できますので、ぜひご覧ください。
ネスプレッソの方が「ガーッ」という抽出音が大きいことがわかりますよ。
キューリグ※2分くらいから
ネスプレッソ
水タンクの容量はキューリグの方が大きめ
キューリグ:BS300 | ネスプレッソ:イニッシア ブラックD |
---|---|
1500ml | 800ml |
水タンクが大きいとタンクに水を入れる回数が減るので、その分手間が減ります。
キューリグは1杯140mlを推奨していますので、約10杯作れる計算です。
一方ネスプレッソはメニューによって、抽出量が違います。
エスプレッソの場合は約40mlなので、単純計算で20杯作れます。
ですが、ルンゴだと約110mlの抽出ですので、7杯淹れたら給水が必要になります。
説明書によると、抽出前には数回のすすぎをしなくてはいけないので、その分も考えるともっと少なくなるでしょう。
お手入れはどちらも簡単
マシンを使うときに気になるのは、メンテナンスの簡単さです。
この点に関してはどちらのマシンもお手入れは簡単といえます。
キューリグ:BS300 | お手入れ方法 |
---|---|
Kカップホルダーセット 水タンク・水タンクふた ドリップトレー | 中性洗剤で洗浄 |
カップスタンド | 硬くしぼったふきんで拭く |
本体内部 | ※必要に応じてすすぎ |
抽出ヘッド内部 本体 | ※必要に応じて硬くしぼったふきんで拭く |
ネスプレッソ:イニッシア ブラックD | お手入れ方法 |
---|---|
排水受け皿 | 溜まった水・コーヒーを捨てる ※必要に応じて洗浄 |
排水グリッド | ※必要に応じて洗浄 |
カプセルコンテナ | 使用済みカプセルを捨てる ※必要に応じて洗浄 |
ドリップベース | ※必要に応じて洗浄 |
こちらもユーチューブ動画があります。
キューリグ※2:10くらいから
ネスプレッソ※2:18くらいから
キューリグとネスプレッソはどっちがお得?価格や選べるカプセルの種類を比較
ここまではマシンの話でしたが、ここからは価格など、サービスを比較します。
キューリグ | ネスプレッソ | |
---|---|---|
マシンの価格 | 14,980円 ※BS300 | 15,400円 ※イニッシア ブラックD |
サブスク | マシン付きよりどり定期便48杯コース | カプセルのみの定期購入 |
1杯の値段 | 118円~ | 91円~ |
カプセルの種類 | 41種類 | 37種類 |
デカフェ | 有り | 有り |
※2024年3月時点
マシンはキューリグが断然安い
キューリグ:BS300 | ネスプレッソ:イニッシア ブラックD |
---|---|
14,980円 | 15,400円 |
マシンを単体で購入する場合は、若干キューリグの方が安いですが、金額の差はほとんどありません。
ですが、これは単体で購入したときの話です。
キューリグはサブスクを申し込むことによって、マシンの価格が5,760円、約1/3になります。
ネスプレッソ イニッシアとのマシン代の差はなんと9,640円。
カプセルにすると約90個分の差です。
1日2杯飲む計算としても、1.5ヶ月分の差がつくのは、かなり大きな差ですよね。
1杯当たりの値段はほとんど変わらない
キューリグ:BS300 | ネスプレッソ:イニッシア ブラックD |
---|---|
118円~ | 91円~ |
キューリグもネスプレッソも、カプセルによって価格が変わります。
カプセル単品で見た場合は、ネスプレッソの方が安く済むでしょう。
ですが、キューリグの場合、サブスクを使えばどのカプセルも同じ価格で買うことができます。
しかも、この108円というのはマシン代込みの価格です。
マシン代の支払いが終わる13回目以降は1杯約98円になります。
ですので、サブスクを利用した場合に限り、キューリグとネスプレッソのカプセルに価格差はほとんどないと言えるでしょう。
カプセルの種類は同じくらい
どちらも30種類以上のカプセルから選ぶことができますが、それぞれ特徴があります。
キューリグ:BS300 | ネスプレッソ:イニッシア ブラックD |
---|---|
41種類 | 37種類 |
キューリグは人気カフェと共同開発したカプセルが豊富です。
41種類中、実に30種類がカフェブランドのコーヒーやお茶なので、おうちで手軽にカフェの味を楽しむことができます。
ネスプレッソはキューリグよりコーヒーに特化しています。
お茶や紅茶のカプセルはありませんが、その分多種多様なコーヒーを楽しむことが可能です。
また、マシンの値段が上がりますが、高級機種を選べばミルクを温めたり泡立てたりすることも可能になります。
楽しみ方はカプセルだけではないので、値段が張ってもネスプレッソを選ぶというもアリですね。
キューリグ ※マシン付きよりどり定期便48杯コース | ネスプレッソ | |
---|---|---|
コーヒー系カプセル | 30種類 | 37種類 |
お茶・紅茶系カプセル | 11種類 | なし |
※2024年3月時点
以下の「~一覧」をタップすると、カプセルの一覧を見ることができます。
キューリグカプセル一覧
HIDE IZAKI ドリップカプセル | 【数量限定】森彦 森彦のブレンド |
上島珈琲店 オリジナルブレンド | 【数量限定】上島珈琲店 浅煎り有機ブレンド |
ドトールコーヒー オリジナルブレンド | ドトールコーヒー 炭火焙煎 |
AMAZING COFFEE ドリップカプセル | AMAZING COFFEE Choo Choo BLEND |
SUZUKI COFFEE 雪室珈琲 | 小川珈琲 オーガニックコーヒー |
小川珈琲 マイルドコーヒー | 丸山珈琲 丸山珈琲のブレンド |
英國屋 リッチテイスト | タニタコーヒー プレミアムブレンド |
セガフレード・ザネッティ ローマスタイル | プロント プロントブレンド |
カフェ・ド・クリエ ホームブレンド | サンマルクカフェ ブレンドコーヒー |
トミヤコーヒー オリジナルブレンド | ヒルス ブレンドゴールド |
カフェグレコ エスプレッソロースト | キューリグオリジナル For MUG マグ用ブレンド |
キューリグオリジナル With MILK カフェオレ用ブレンド | キューリグオリジナル ベーシックロースト |
キューリグオリジナル モカブレンド | キューリグオリジナル キリマンジァロAA100% |
キューリグオリジナル 有機栽培珈琲 | キューリグオリジナル 炭焼珈琲 |
キューリグオリジナル カフェインレス | キューリグオリジナル アイスコーヒー |
HARNEY & SONS パリ | HARNEY & SONS イングリッシュ・ブレックファースト |
HARNEY & SONS ソーホー | アフタヌーンティー シャルドネダージリン |
アフタヌーンティー アフタヌーンティーブレンド | 中村藤吉本店 中村茶 |
辻利 宇治抹茶入り煎茶 | 辻利 宇治ほうじ茶 |
リプトン イエローラベル | キューリグオリジナル 抹茶入り緑茶 |
キューリグオリジナル ジャスミン茶 |
ネスプレッソカプセル一覧
リオデジャネイロ エスプレッソ | イスタンブール エスプレッソ |
パリス エスプレッソ | トウキョウ ルンゴ |
ケープタウン ルンゴ | ストックホルム ルンゴ |
ヴィエナ ルンゴ | シャンハイ ルンゴ |
ブエノスアイレス ルンゴ | ナポリ |
カザール | リストレット |
アルペジオ | ヴェネツィア |
ローマ | リヴァント |
リストレット デカフェ | アルペジオ デカフェ |
フィルター スタイル マイルド | フィルター スタイル インテンス |
ヴァニリア | カラメロ |
チョコラティーノ | ノッチョーラ |
コルト | スクーロ |
キアロ | ペルー オーガニック |
インド | インドネシア |
コロンビア | ニカラグア |
エチオピア | カプリチオ |
コズイー | ヴォリュート |
ヴォリュート デカフェ |
お茶や紅茶も楽しみたいならキューリグ・コーヒーに特化したいならネスプレッソを選ぶのがよいでしょう。
キューリグとネスプレッソのカプセルに互換性はない
キューリグとネスプレッソのカプセルに互換性はありません。
理由は単純に、作っているメーカーが違うので、カプセルやマシンの規格が違うからです。
例えばネスプレッソのカプセルがキューリグにセットできたとしても、おいしいコーヒーにはならないでしょう。
カプセルはおいしくコーヒーが作られるように、マシンの抽出方法に合わせて設計されています。
キューリグとネスプレッソではマシンの抽出方法が違うため、カプセルに対してベストの抽出ができません。
説明書にも規格にあったものを使用するよう記載されています。
「マシンはキューリグ、カプセルはネスプレッソがいい」といった理由で使いまわさないようにしましょう。
まとめ~キューリグ・ネスプレッソの特徴を理解して、自分に合ったマシンを購入しよう~
キューリグもネスプレッソも、わたしたちの手間を省いて、おいしいコーヒーを淹れてくれるマシンです。
それぞれどんな人に向いているかは違うので、自分に合ったマシン・サブスクを選ぶことが大切です。
- 音が静かなマシンを探している人
- コーヒーマシンをお得に手に入れたい人
- 紅茶や煎茶も飲みたい人
- 濃厚なコーヒーやクレマが楽しみたい人
- サブスクを避けたい人
- コンパクトなマシンを探している人
どちらを選んでも、マシンをお迎えすることで朝の準備時間がいつもより多く取れるようになります。
そして、浮いた時間で家族とコミュニケーションや、ゆったりコーヒータイムが楽しめるでしょう。
なお、個人的にどちらかを選ぶなら、キューリグを選びます。
キューリグは抽出音がとても小さいので、アパート・マンションに住んでいる人や、2人以上で暮らしていても、気を遣う必要がありません。
紅茶や煎茶も楽しめるので、「朝はコーヒー、お昼ご飯の後は紅茶でアフタヌーンティーを楽しむ」なんて使い方もできます。
お茶や紅茶のラインナップが豊富なのは、キューリグならではです。
ちなみにキューリグの定期便には初回特典があります。
人気カフェのカプセルが12種類もらえるのですが、企画はいつまでやっているかわかりません。
初回特典の内容 | |
---|---|
小川珈琲 マイルドコーヒー | TOMIYACOFFEE オリジナルブレンド |
タニタコーヒー プレミアムブレンド | 上島珈琲店 オリジナルブレンド |
英國屋 リッチテイスト | 丸山珈琲のブレンド |
アメージングコーヒー | サンマルクカフェ ブレンドコーヒー |
ドトール 炭火焙煎 | 辻利 宇治ほうじ茶 |
中村藤吉本店 中村茶 | アフタヌーンティー シャルドネダージリン |
利用してみたいと思ったら、早めに利用しましょう。