こんにちは
コーヒーとスイーツを愛するブロガーKすけ(@desertandcafe)です。
インスタントよりも美味しく、ハンドドリップより簡単に。
手軽にコーヒーを楽しむことができるのがドリップバッグのコーヒーです。
私自身も仕事で帰宅が遅くなった時、ハンドドリップする気力はないけれど、ドリップバッグなら淹れようか、という気になります。
ですが、誰でも簡単が売りのこのドリップバッグも、淹れ方によって味が変わるということをご存じでしょうか。
何気なく淹れていたドリップバッグも、いつもより美味しく淹れることができたらうれしいですよね。
結論からいうと、下記の3点に注意することで美味しく抽出することができます。
- お湯の量
- お湯の温度
- 蒸らし
3つのポイント

お湯の量を測る
ドリップバッグの中には大体8~12g程のコーヒー粉が入っています。
ハンドドリップする際も同じですが、基本は粉とお湯の割合は1:15が理想です。
湯量を多くしすぎると味は薄くなりますし、抽出に時間がかかることで美味しくない成分(雑味)もたくさん抽出されてしまいます。
ドリップバッグのパッケージには適正な湯量が表示されていることもありますので、記載がある場合は湯量を守って抽出しましょう。
記載がない場合は1:15で抽出することをお勧めします。
お湯の温度を測る
コーヒーはお湯の温度で抽出される成分(苦味・酸味など)が変わりますので、湯温を測ってドリップをおこなうことで、ある程度自分の淹れたいコーヒーの方向性を決めることができます。
簡単にいうと、湯温を高くすると風味は強く、低くするとマイルドな味わいとなります。
蒸らしを行う
最初からお湯をドバドバ注ぐのではなく、粉に少しお湯をかけてあげることで、粉の内部にまでしっかりとお湯を浸透させ、コーヒーの成分を抽出しやすくします。
これはドリップバッグを買ったときにパッケージに書いてある淹れ方にも記載があるので、なんとなく実践している人は多いかと思いますが、実は蒸らし時間の長さによっても、風味の強弱をコントロールできます。
蒸らし時間を長めにとれば苦味が強く、短めにすればさっぱりとしたコーヒーになります。
必要なもの
ドリップバッグでコーヒーを淹れるのに必要なものは以下の通りです。
- ドリップバッグ
- ドリップポット
- マグ
- 温度計
- キッチンスケール
それでは実際に淹れてみましょう。

淹れてみる
ドリップバッグをマグにセットする

ドリップバッグの「ハネ」を広げてマグにセットします。
お湯を沸かして温度を測る

お湯を沸かしたら湯温を測ります。
コーヒーの抽出に適した温度は83℃~93℃くらいまでです。
自分の好きな味が出る温度帯を探してみましょう。
お湯を注ぐ

キッチンスケールの上にマグを置き、20㏄程度のお湯を注ぎます。
蒸らしの時間は一般的に20~60秒程度。
こちらもいろいろ試してみて、味の違いを確かめてみてください。
蒸らし終わったら2~4回に分けてお湯を注ぎましょう。
まとめ

今回はドリップバッグコーヒーを美味しく抽出するポイントをご説明しました。
・湯量を測る
・湯温を測る
・蒸らしをする
3つのポイントを守るだけでいつものコーヒーがより美味しくなりますので、ぜひ試してみてくださいね。