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カフェインがほとんどなく、夜でも飲めるカフェインレスコーヒー。
豆から淹れた方がおいしいのはわかっていますが、疲れているときや忙しいときは、できるだけ簡単に飲みたいですよね。
この記事では、ハンドドリップ歴3年のデカフェ好きが、カフェインレスのドリップバッグを比較したので、おすすめをご紹介します。
ぜひ購入する際の参考にしてみてくださいね。
カフェインレスコーヒーのドリップバッグの選び方
カフェインレスのドリップバッグを選ぶときの重要なポイントを4つほどご紹介します。
- 産地や焙煎度を見て好みの味を選ぶ
- 粉の量は味の濃さに影響する
- カフェイン除去率を確認する
- 1杯当たりの価格も大事
順番に解説します。
産地や焙煎度を知って自分好みのデカフェを選ぶ
コーヒーの味の方向性は、産地と焙煎度が大きく関係します。
![産地と焙煎度を見る](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2023/07/ドリップバッグ比較 焙煎度と産地.jpg)
特に焙煎度は、酸味や苦味の強さに直結します。
例えば、酸味に特徴のあるエチオピア産の豆であっても、イタリアンローストまで焙煎した豆では酸味を感じることはほとんどできません。
まずは酸味が好きか、苦味が好きかで焙煎度を考えて、そのあとで産地を選ぶとよいでしょう。
とはいえ、ドリップバッグだと焙煎度は記載されていないことも多いです。
記載が無ければ豆の産地や、パッケージに記載されている味わいで判断するとよいでしょう。
よくわからない場合は中南米産の豆を試してみることをおすすめします。
ブラジルやコロンビアの豆は、多くの人に好まれる味わいなので、大きなハズレを引く可能性は低いでしょう。
濃いめの味が好きなら粉の量が多いものを選ぼう
![粉の量を見る](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2023/07/ドリップバッグ比較 粉の量.jpg)
ドリップバッグに入っている粉の量は、コーヒーの濃さに影響します。
粉が少なければ薄め、多ければ濃いめの味わいになります。
粉の量は少ないと7~8g、多ければ12~15g程度です。
濃いめのコーヒーが好みの人は、粉の量が12g以上のものを選ぶとよいでしょう。
カフェインは0じゃない!カフェインを避けたい方はカフェイン抽出率が高いものを選ぼう
![カフェイン抽出率を見る](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2023/07/ドリップバッグ比較 カフェイン抽出率.jpg)
「カフェインレス」とはいっても、カフェインレスコーヒー・デカフェには少しだけカフェインが含まれています。
日本においてはもとの量から90%以上のカフェインをカットしてあれば、カフェインレスコーヒーと称して販売することが可能です。
そのため、商品によってはできるだけコーヒー感を残すために、カフェイン抽出率を90%程度に抑えているものも多くあります。
可能な限りカフェインを避けたい方は、できるだけカフェインの抽出率が高いものを選ぶとよいでしょう。
関連記事:カフェインレス・デカフェ・ノンカフェインの違いを解説
総額ではなく1杯当たりの値段を見よう
コーヒーは人によっては毎日のように飲むものなので、できるだけ安い方が家計への影響は少なく済みます。
ですが、購入するとき、パッと見の金額で安いと思って買わないように気を付けてください。
![1杯当たりの値段を見よう](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2023/07/ドリップバッグ比較 1杯金額.jpg)
総額が安くても内容量が少ないと、1杯当たりの価格が高くなり、割高になってしまいます。
値段で選ぶときは、合計金額ではなく、1杯当たりの値段で選ぶとよいでしょう。
カフェインレスコーヒー・デカフェのドリップバッグおすすめ10選
個人的に選出したドリップバッグのおすすめ10選です。
商品名 | 価格(税込) | 内容量 | 1杯当たりの価格 | 産地 | 焙煎度 | 粉の量 | 挽き目 | カフェイン抽出率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
小川珈琲/有機珈琲カフェインレスモカ | 702円 | 6個 | 117円 | エチオピア | 中煎り50%・浅煎り50% | 10g | 細挽き | 97%以上 | 詳細 |
澤井珈琲/カフェインレス コロンビア | 4,318円 | 80個 | 54円 | コロンビア | 中深煎り | 8g | – | 97%以上 | 詳細 |
ドトールコーヒー/やさしい香りカフェインレス | 908円 | 20個 | 46円 | コロンビア | – | – | 細挽き | 94% | 詳細 |
無印良品/オーガニックコーヒー カフェインレス ドリップ | 490円 | 10個 | 49円 | ホンジュラス | 深煎り | 7g | – | 97% | 詳細 |
ブルックス/ドリップバッグ カフェインレスコーヒー | 4,212円 | 60個 | 71円 | コロンビア | – | 10g | – | 97%以上 | 詳細 |
タリーズコーヒー/シングルサーブ オーガニックデカフェ エチオピアモカ | 1,290円 | 8個 | 162円 | エチオピア | – | 15g | – | 95%以上 | 詳細 |
極・馨/お試しセット(ドリップバッグ6種類×4) | 4,000円 | 24個 | 167円 | ブラジル | シティ~フルシティ(中深煎りくらい) | – | 細挽き | 99.9% | 詳細 |
猿田彦珈琲/ディカフェドリップバッグ | 840円 | 5個 | 168円 | エチオピア | 深煎り | 12g | – | 99% | 詳細 |
PHILOCOFFEA/Dipstyle | 025 Mexico Decaf 5個パック | 1,080円 | 5個 | 216円 | メキシコ | – | – | – | 99.9% | 詳細 |
ロクメイコーヒー/ドリップバッグ カフェインレスコーヒー | 8,700円 | 40個 | 218円 | メキシコ | – | – | – | 93% | 詳細 |
※値段については記事作成時に確認できた価格を表示していますが、ショップによって差がある場合があります。
購入前にご確認ください。
小川珈琲:有機珈琲カフェインレスモカ
小川珈琲のカフェインレスは、浅煎りと中煎りの粉を50%ずつブレンドしています。
モカらしいフレーバーとさっぱりした酸味で、昼下がりの1杯におすすめです。
澤井珈琲:カフェインレス コロンビア
澤井珈琲のカフェインレスは毎日飲みたい方におすすめです。
1杯当たり50円前後でカフェインレスコーヒーが飲めるので、頻繁に飲んでも家計への負担が少ないです。
また、コロンビア以外にもマンデリンやモカなどがあり、全部で4銘柄と豊富です。
4銘柄がセットになっているものを買えば、毎日飲んでも飽きないですね。
ドトールコーヒー:やさしい香りカフェインレス
コロンビア産のコーヒー豆から94%カフェインを抽出したカフェインレスです。
1杯当たりの値段がかなり安く、いつでも楽しめるやさしい味わいに仕上がっています。
無印良品:オーガニックコーヒー カフェインレス ドリップ
![](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2024/06/muji.jpg)
使われている粉が7gと少ないですが、ホンジュラス産の豆を深煎りで仕上げ、ほどよいコクと爽やかな酸味が楽しめます。
1杯当たりの値段がかなり安く抑えられているのも特徴ですね。
ブルックス:ドリップバッグ カフェインレスコーヒー
ブルックスのカフェインレスは口当たりがマイルド。
コロンビアの豆を使っているので酸味と苦味のバランスもいいですね。
タリーズコーヒー シングルサーブ オーガニックデカフェ エチオピアモカ
![](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2024/06/tullys.jpg)
タリーズのカフェインレスは粉の量が15g、豊かなアロマとなめらかな甘みが存分に楽しめます。
オーガニックなので安全性が高いところも評価ポイントですね。
極・馨 お試しセット(ドリップバッグ6種類×4)
極・馨はフレーバーコーヒーです。
フレーバーコーヒーというのは、コーヒーに香料を添加して様々な香りを楽しむものです。
香りから甘さを感じることができるので、砂糖を入れなくてよいのが特徴ですね。
(極・馨-gokkoh-)猿田彦珈琲 ディカフェドリップバッグ
![](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2024/06/saru.jpg)
缶コーヒーなどで名前を見かけることもある猿田彦珈琲。
1杯当たりの値段は高めですが、カフェイン抽出率99%、粉の量も12gと、高品質であることがうかがえます。
公式では、ミルクチョコレートやブルーベリー、なめらかで優しい味わいを謳っていますね。
PHILOCOFFEA Dipstyle | 025 Mexico Decaf 5個パック
![](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2024/06/philo.png)
PHILOCOFFEAはコーヒー抽出の世界チャンピオン、粕谷さんのお店です。
ドリップバッグではなくティーバッグタイプですので、より簡単にコーヒーを抽出できます。
温かいうちはナッツのような心地よい風味、温度が下がってくるとミルクチョコレートのように滑らかな甘いコーヒーが特徴のようです。
ロクメイコーヒー ドリップバッグ カフェインレスコーヒー
![](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2024/06/rokumei.jpg)
スペシャルティコーヒー専門店「ロクメイコーヒー」のドリップバッグです。
高い焙煎技術を持った焙煎人がこだわり抜いたスペシャルティコーヒーなので、値段は高いですが品質も高いでしょう。
公式によると味わいは「マロンを思わせるようなこっくりした優しい甘さ、コーヒーらしいコクに、スペシャルティコーヒーならではの綺麗な後口のバランス」とのこと。
カフェインレスコーヒー・デカフェとは?
![カフェインレスとノンカフェインは別物](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2023/07/ドリップバッグ比較 デカフェノンカフェ違い.jpg)
カフェインレスコーヒーとは、もともとカフェインを含んでいたものから、カフェインを90%以上カットしたものです。
寝る前でも飲めることから、近年カフェインレスコーヒーの愛飲者は増えています。
デカフェとカフェインレスはほぼ同じ意味ですが、最初からカフェインを含んでいないノンカフェインは別物なので注意しましょう。
ドリップバッグの特徴・メリット
![ドリップバッグは手軽なので時短になる](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2023/07/ドリップバッグ比較 特徴.jpg)
ドリップバッグの最大の特徴は、手軽に飲めること。
コーヒーを豆で買ってくると、ミルで挽いてドリッパーにセットして・・・と、多くの手間がかかります。
その点ドリップバッグは、ミルなどの器具は不要です。
バッグをカップに乗せてお湯を注ぐだけなので、誰でも簡単においしいコーヒーを楽しむことができます。
なお、もっと手軽にコーヒーを飲みたいときは、カプセル式コーヒーマシンという方法もあります。
カプセルをセットしてボタンを押すだけなので、ドリップバッグよりもさらにお手軽にコーヒーを淹れられるのが特徴です。
カフェインレスのカプセルもあるので、時間がないときでもササっとカフェインレスコーヒーを楽しむことができますよ。
関連記事:カプセル式コーヒーマシンを徹底比較
まとめ~自分に合ったドリップバッグを選ぼう~
![](https://desert-and-cafeblog.com/wp-content/uploads/2023/07/ドリップバッグ比較2.jpg)
一口にドリップバッグといっても、いろんな選び方があります。
毎日飲むコーヒーをできるだけ楽しむため、自分に合ったコーヒーを選びましょう。
それでは、楽しいコーヒーライフをお過ごしください。