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簡単にできる方法はないかな。
うだるような暑さ中、ホットコーヒーを飲みたい人は少数派です。
多くの人はキンキンに冷えたアイスコーヒーが飲みたくなりますが、冷蔵庫にストックが無い場合、自分でコーヒーを作らなくてはいけません。
そんな時は、お湯を沸かす必要のない、水出しのコーヒーがおすすめです。
この記事では、水出しコーヒーの抽出方法について説明します。
手軽においしい水出しコーヒーを作って、暑い夏を乗り切りましょう。
- 水出しコーヒーとコールドブリューは同じ
- 水出しコーヒーはほったらかしで抽出できるので忙しい人にもおすすめ
水出しコーヒーとは水で抽出するコーヒーのこと
水出しコーヒーは、抽出のときにお湯ではなく水を使って抽出するコーヒーのこと。
熱を使わずに長時間かけて抽出しますので、雑味や苦味が出にくく、さっぱりした味わいになるのが特徴です。
コールドブリューと水出しコーヒーは同じ
コールドブリューと水出しコーヒーと同じものです。
名前の意味としては、コールド(cold:冷たい)ブリュー(brew:~を淹れる)となります。
また、ダッチコーヒー(Dutchcoffee)と呼ばれることもあります。
ダッチコーヒーはオランダ人が開発した方法で抽出したコーヒーのことですが、要はすべて同じ「水出しコーヒー」のことです。
誰でも簡単!水出しコーヒーの作り方
水出しコーヒーの作り方はいくつかありますが、ここでは一番簡単・手軽な方法をご紹介します。
必要な器具は4つ
- コーヒー粉
- コーヒーサーバー
- お茶用のパック
- 水
粉は深煎りと浅煎り、どちらを使っても大丈夫です。
あっさりした酸味系のコーヒーが飲みたいなら浅煎り、苦みを楽しみたいなら深煎りを使いましょう。
サーバーは麦茶を作るような入れ物でもOK。
コーヒー粉と水を入れておけるものならなんでもよいです。
水は水道水でかまいませんが、味や口当たりを変えたいと思ったら、軟水・硬水を変えてみるなど、いろんなミネラルウォーターで試してみてください。
手順・レシピ
水出しコーヒーの作り方、手順について説明します。
- コーヒー粉をお茶用パックに入れる
- コーヒーサーバーに水を入れる
- コーヒー粉を入れたお茶用パックをサーバーに入れる
- サーバーを冷蔵庫に入れて待つ
まずコーヒー粉をお茶パックに入れます。
コーヒーサーバーに水を入れます。
コーヒー粉と水の割り合いは1:10くらいから始めましょう。
水200mlに対して、粉は20gです。
お茶パックをサーバーに入れ、冷蔵庫で8~12時間ほど放置します。
長く入れすぎると雑味も出やすいので、12時間以上飲まないときは、お茶パックだけ取り出してしまうとよいでしょう。
完成です。
氷を入れたカップに注いでいただきます。
味が薄い・濃いと思ったら、コーヒー粉と水の割り合いを変えてみたり、抽出の時間を変えてみてください。
水出しコーヒーのメリット
水出しコーヒーのメリットは以下の通りです。
- お湯を沸かす必要がない
- ほったらかしで抽出できる
水出しコーヒーは一切お湯を沸かす必要がありません。
お茶パックに入れたコーヒー粉を水に浸けておくだけなので、簡単手軽に作ることが可能です。
ただ、濃い味のコーヒーを作りたいときに、最初にお湯で蒸らしてから作る方法もあります。
好みの問題ではありますが、普通に作る分にはお湯は使わなくてよいので、気軽に作れるのはメリットといえるでしょう。
水出しコーヒーのデメリット
デメリットはこんな感じ。
- 時間がかかる
- 粉の使用量が多い
お湯を使わずにドリップを行うため、コーヒーの成分が水に溶けだすまでに時間がかかります。
抽出する量や好みにもよりますが、ちゃんと風味を出そうと思うと8~12時間くらい必要です。
また、お湯で抽出するときよりも成分が出にくいため、粉を多めに使わなくてはいけないことも、デメリットといえます。
似たようなコーヒー
水出しコーヒーのように、冷たいコーヒーが楽しめる方法をご紹介します。
- 氷出しコーヒー
- 氷コーヒー
氷出しコーヒー
氷出しコーヒーは文字通り氷を使って抽出します。
氷の溶け具合によって味が変わるため、毎回同じ味にならず、一期一会の風味が楽しめるのが特徴です。
こちらもお湯はほとんど使わず、時間がかかるという点では水出しコーヒーと同じです。
関連記事:氷出しコーヒーの作り方
氷コーヒー
水出しコーヒーと違い、お湯を使って抽出するのが氷コーヒーです。
お湯を使って抽出したコーヒーを凍らせてグラスに入れ、そこにミルクを注ぐことで、少しずつコーヒー味の氷が溶けていきます。
凍らせたコーヒーが溶けていくことで、時間とともに味の変化を楽しめるのが特徴です。
関連記事:氷コーヒーの作り方
まとめ
水出しコーヒーはハンドドリップコーヒーとは違い、お湯ではなく水を使ってコーヒーを抽出します。
暑い日にお湯を沸かそうとするとなかなか身体が動きません。
水出しのコーヒーならお湯を沸かす必要が一切ありませんので、気にすることはありませんね。
そして、抽出の準備さえしてしまえば放っておけるのが水出しコーヒーの魅力です。
家事や仕事が忙しかったりすると、なかなかハンドドリップする時間がなかったりしますよね。
水出しコーヒーはコーヒー粉を麦茶パックに入れて、水と一緒にサーバーに入れておけば、数時間後にはおいしいコーヒーができあがっています。
寝る前にセットしておけば、翌朝にはさっぱりとした味わいのコーヒーが出来上がっているなんて、お手軽だし時短もできて素晴らしい発明(?)ですね。
粉と水の分量、抽出の時間、使う豆の焙煎度など、選択肢は無限大です。
自分にとっておいしいと思えるコーヒーが正解ですので、いろいろ試してみてください。
また、最近では水出しコーヒー用のパックなども売っています。
自分で作ったものと飲み比べしてみるのも、楽しいかもしれません。
それでは楽しいコーヒーライフをお過ごしください。