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手軽に美味しいコーヒーが淹れられるマシンのおすすめが知りたいな。
手軽にコーヒーを楽しめることで人気のカプセル式コーヒーマシン。
スイッチ一つでコーヒーの抽出をやってくれるため、時短家電として検討している方も多いですよね。
ですが、選ぶのに失敗すると不満のあるマシンを使い続けなくてはいけなくなります。
そこでこの記事では、コーヒー好きがカプセル式コーヒーマシンを徹底比較して、選び方やおすすめをまとめました。
あなたに合うマシンがわかるので、マシン選びの失敗が減らせますよ。
特徴やメリットを理解して、コーヒーマシンで時短生活を楽しんでくださいね。
- トータルバランスに優れているのはキューリグ BS300
- ドルチェグスト ジェニオエス タッチはエスプレッソが楽しみたい方向け
- レギュラーコーヒーも楽しみたいならドリップポット youbi DP4
カプセル式コーヒーマシンのおすすめ10選
カプセル式コーヒーマシンのおすすめをランキング形式でご紹介します。
評価基準は、特に以下の項目を重視したうえで、総合的に判断してランキングにしました。
- カプセル種類の豊富さ
- 機能性
- お手入れの簡単さ
以下は比較表です。
機種 | 価格 | メーカー | 抽出方法 | カプセル種類 | レギュラーコーヒー | サイズ(幅×奥行×高さ)(cm) | 重量(kg) | タンク容量(ml) | 公式サイト以外でのカプセル購入 | お手入れ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
19,800円 | キューリグ | ドリップ式 | 約30 | × | 18.0×31.8×30.0 | 3.8 | 1,500 | 〇 | 〇 | 詳細 | |
ドルチェグスト ジェニオエス タッチ | 21,780円 | ネスレ | 本格高圧抽出 | 約30 | – | 11.2×28.7×27.2 | 2.1 | 800 | 〇 | 〇 | 詳細 |
ドリップポッド youbi DP04 | 24,200円 | UCC | ドリップ式 | 約15 | 〇 | 12.0×21.4×37.6 | 3.4 | 700 | 〇 | 〇 | 詳細 |
ネスプレッソ エッセンサミニ | 19,800円 | ネスレ | 高圧力抽出 | 約30 | – | 8.4×33.0×20.4 | 2.3 | 600 | 〇 | △ | 詳細 |
ネスプレッソ ヴァーチュオポップ | 19,800円 | ネスレ | 遠心力抽出 | 約30 | – | 12.4×42.6×25.0 ※カップサポート装着時 | 3.5 | 560 | 〇 | 〇 | 詳細 |
コーヒーメーカー ACT-E040 | 18,480円 ※オンラインストア価格 | TIGER | ドリップ式 | 約15 | 〇 | 18.1×27.9×34.2 | 3.2 | 540 | 〇 | △ | 詳細 |
Caffitaly S12 | 16,280円 | Caffitaly system | 高圧抽出 低圧抽出 | 6 | – | 17.6×32.0×26.0 | – | 1,200 | 〇 | 〇 | 詳細 |
カプセルマシン francis francis y3.3 | 22,000円 | illy | ドリップ式 高圧力抽出 | 5 | – | 10.0×29.8×25.4 | 3.7 | 750 | 〇 | 〇 | 詳細 |
Piccola | シルバー:44,000円 パール・ゴールド:55,000円 | ルカフェ | 高圧抽出 | 4 | – | 16.0×31.0×28.0 | 4.5 | 1,000 | 〇 | 〇 | 詳細 |
エスプレッソメーカー ミニプレッソ | 6,500~7,000円 | WACAKO | 圧力式 ※手動 | 約30 | – | 6.0×7.0×17.5 | 0.35 | 70 ※計量カップ容量 | 〇 | △ | 詳細 |
※24年4月時点の情報です。
※情報には誤りがないよう注意しておりますが、ご自身でサイトの情報をお確かめのうえでご購入いただくようお願いします。
1位 キューリグ BS300
価格 | 19,800円 |
抽出方法 | ドリップ式 |
カプセル種類 | 約30 |
お手入れ | 〇 |
トータルバランスに非常に優れているのはキューリグです。
30種以上と豊富なカプセルには、オリジナルのカプセル以外に、人気カフェチェーンと開発したカプセルもあり、おうちで手軽にカフェの味が楽しめます。
抽出方法はドリップ式ですので、ハンドドリップしたコーヒーのようなまろやかな味わいが特徴です。
ですが、濃く抽出するストロングモードも搭載されているので、好みに応じた抽出ができます。
電源を入れてから約30秒で抽出可能になるので、時間が無いときでもサッとコーヒーを飲むことができ、高い時短性能を誇ります。
また、お湯だけを出すこともできるので、ケトル代わりに使うことも可能です。
タンク容量も大きいので、たくさんコーヒーを飲む人でも頻繁に給水する必要がありません。
オリジナルのカプセル「K-Cup」は、楽天やAmazonでも購入できるので、セールのときのまとめ買いや、ポイントを使うことで1個当たりの金額を安く抑えることもできます。
関連記事:キューリグのBS300を実機レビュー
2位 ドルチェグスト ジェニオエス タッチ
価格 | 21,780円 |
抽出方法 | 本格高圧抽出 |
カプセル種類 | 約30 |
お手入れ | 〇 |
ドルチェグストはネスレが作っているカプセル式コーヒーマシンです。
最大15気圧に達する圧力式の抽出によって、おうちで手軽にクレマが乗ったエスプレッソを楽しめます。※クレマというのは、コーヒーの表面に浮かぶ泡の層のこと
ハンドドリップモードも搭載されていて、熟練の職人さんが淹れたような味わいを生み出すこともでき、幅広い味わいのコーヒーが抽出可能です。
カプセルの種類もかなり豊富。
スタバのカプセルや、ラテ・チョコチーノのカプセルなど、濃厚な味わいのエスプレッソならではのカプセルもあります。
「今日は普通のコーヒーじゃないものが飲みたいな」と思ったときも、手軽にいつもと違う味わいを楽しむことが可能です。
専用アプリのタイマー機能を使えば、飲みたいタイミングに合わせて自動でコーヒーを淹れられます。
事前にカプセルとカップをセットしておけば、朝起きたタイミングで出来立てのコーヒーを飲むこともできます。
朝の忙しい時間帯を時短したい人におすすめです。
3位 ドリップポッド youbi DP4
価格 | 24,200円 |
抽出方法 | ドリップ式 |
カプセル種類 | 約15 |
お手入れ | 〇 |
大手コーヒーメーカーUCCが作っているドリップポッド。
カプセルの種類は10~20種類と少なめですが、アプリを使うとUCCグループのコーヒースペシャリストが作ったレシピが再現できます。
大きな持ち手が付いているので、例えば「普段はキッチンに置いているけど、仕事部屋に持って行って飲みたい」というときも、気軽に持ち運ぶことが可能です。
コーヒーを抽出するまでの時間も約30秒と短く、電源を入れてDRIPボタンを押しておけば、スタンバイ次第抽出を開始してくれるので、お湯が沸く30秒すら待つ必要がありません。
付属の専用フィルターを使えばレギュラーコーヒー(粉)も抽出できるので、ランニングコストを抑えてコーヒーを楽しむこともできますよ。
4位 ネスプレッソ エッセンサミニ
価格 | 19,800円 |
抽出方法 | 高圧力抽出 |
カプセル種類 | 約30 |
お手入れ | △ |
ネスプレッソ エッセンサミニは、コーヒー大手のネスレが開発したマシンです。
最大19気圧の高圧抽出により、濃厚で深い味わいのコーヒーと、滑らかなクレマを作り出します。
カプセルの種類も約30種類と多く、おうちで手軽にエスプレッソを楽しむのに適したマシンです。
ただ、使い始めと使い終わりに湯通しをしなくてはいけないため、時短やメンテナンス性といったところでは少し面倒くささがあります。
ですので、時間がないときに使うというよりも、少し余裕があるときに楽しむのに向いています。
5位 ネスプレッソ ヴァーチュオ ポップ
価格 | 19,800円 |
抽出方法 | 遠心力抽出 |
カプセル種類 | 約30 |
お手入れ | 〇 |
ネスプレッソ ヴァーチュオもネスレのマシンです。
遠心力抽出法という独自の技術により、クレマが乗った濃厚なコーヒーを味わうことができます。
カプセルの種類も30種ほどと豊富で、飽きることなく毎日のコーヒーが楽しめます。
抽出までの余熱時間は約30秒と、コーヒーの抽出に時間をかける心配はありません。
特徴的な機能として、カプセルをマシンにセットすると、カプセルに記載されたバーコードをマシンが読み取り、湯温や蒸らし時間など、カプセルごとに最適な抽出をしてくれます。
なお、エッセンサなどのオリジナルシリーズとは抽出方法が違うため、カプセルの互換性はないので、注意が必要です。
6位 コーヒーメーカー ACT-E040
価格 | 18,480円 ※オンラインストア価格 |
抽出方法 | ドリップ式 |
カプセル種類 | 約15 |
お手入れ | △ |
ACT-E040は家電メーカーTIGERのマシンです。
UCCドリップポッドのカプセルに対応しています。
そのため、使えるカプセルの種類としてはドリップポッド同様、10~20種類程度です。
ですが、最大の特徴は、使用シーンに合わせて、レギュラーコーヒー・ドリップバッグも使えるということ。
マシンが最適なお湯の温度や、蒸らし時間で抽出してくれます。
また、レギュラーコーヒーを抽出する場合、濃さをマイルド・ストロングから選ぶことが可能。
そのときの気分や好みによって、味わいが調整できます。
ただし、機能性が高い反面、パーツが多いため、お手入れに手間がかかるのが難点です。
7位 Caffitaly S12
価格 | 16,280円 |
抽出方法 | 高圧抽出 低圧抽出 |
カプセル種類 | 6 |
お手入れ | 〇 |
Caffitaly S12は1台のマシンに高圧抽出と低圧抽出の両方を搭載したマシンです。
エスプレッソを飲みたいときは高圧抽出、ライトな味わいのコーヒーが飲みたいときは低圧抽出と、そのときの気分に応じて使い分けることができます。
また、タンクの容量も1,200mlと大きめなので、頻繁に給水する必要はありません。
ただし、カプセルの種類は比較的少ないです。
カプセル1個当たりの金額は86円程度と安めですし、今回比較したマシンの中では本体価格も安いので、あまり味わいにこだわらない方におすすめとも言えるでしょう。
8位 カプセルマシン francis francis y3.3
価格 | 22,000円 |
抽出方法 | ドリップ式 高圧力抽出 |
カプセル種類 | 5 |
お手入れ | 〇 |
francis francis y3.3は、イタリアの建築家、ピエロ・リッソーニ氏がデザインしたマシンです。
可愛くてコンパクトな設計ながら、機能性は十分。
19気圧で抽出されるなめらかなクレマのエスプレッソと、すっきりした味わいのフィルターコーヒーを味わうことができます。
抽出温度や抽出量も調節可能ですし、使用済みのカプセルが7個までコンテナに収容しておけますので、溜めてからまとめて捨てることで毎回捨てる手間を削減できます。
カプセルの種類は5種類程度と多くはありませんが、illyのコーヒーが好きな方にはたまらない一品です。
9位 Piccola
価格 | 44,000円 ※シルバーのみ パール・ゴールドは55,000円 |
抽出方法 | 高圧抽出 |
カプセル種類 | 4 |
お手入れ | 〇 |
100%メイド・イン・イタリアのメーカー「ルカフェ」。そのルカフェが開発したマシンがPiccolaです。
カプセルではなく、紙製のポッドにコーヒーを詰めていて、環境や健康に配慮がされています。
コーヒー自体も、厳選された豆を高い技術で焙煎。高品質なコーヒー体験を提供してくれます。
また、イタリア国内で製造されたデザイン性の高いマシンは、インテリアにもよく映えます。
構造もシンプルなので、お手入れもとても簡単と、ユーザーのことが考えられているマシンと言えます。
ただ、公式から購入する場合はマシン価格が4万円を超えるので、お財布に余裕のある方向けです。
10位 エスプレッソメーカー ミニプレッソ
価格 | 6,500~7,000円 |
抽出方法 | 圧力式 ※手動 |
カプセル種類 | 約30 |
お手入れ | △ |
10位にしましたが、番外編的な位置付けです。
ミニプレッソはコーヒーを手動で抽出するカプセル式コーヒーマシン。
カプセルとお湯をセットして、ピストンをプッシュすることで、コーヒーが抽出できます。
カプセルはネスプレッソと同じものが使えるので、種類も豊富。
どこでもコーヒーが楽しめる、というテーマに特化したマシンといえます。
カプセル式コーヒーマシンの選び方!7つのポイントに注意して自分に合うマシンを選ぼう
カプセル式コーヒーマシンを選ぶ際に注意すべきことは以下の通りです。
- 抽出方法:飲みたいのはコーヒー(ドリップ式)かエスプレッソ(圧力式)か
- 選べるカプセルの種類:いろんな種類を飲みたいか
- 使いやすさ:給水タンクの位置
- タンクの容量:1日にたくさん飲むなら大きい方がいい
- 抽出音の大きさ:周りに気を遣わないといけない環境か
- お手入れの簡単さ:毎日のお手入れに手間はかからないか
- マシンの大きさ:置くスペースがあるか
順番に解説します。
購入後に後悔しないよう、上記の内容に注意しながら自分に合ったマシンを探しましょう。
まずは抽出方法をチェック
カプセル式コーヒーマシンの抽出方法は、ほどんどがドリップ式か圧力式です。
ドリップ式の場合、カフェのマスターがハンドドリップで淹れたような、優しい味わいのコーヒーになります。
一方、圧力式はその名の通り、お湯に圧力をかけてカプセル内のコーヒー粉の層を通過させるため、濃厚なエスプレッソのようなコーヒーが楽しめます。
それぞれ全然違う味わいになりますので、自分が飲みたいのはドリップコーヒーか、エスプレッソかでマシンを選びましょう。
選べるカプセルの種類は豊富な方がいい
いろんな種類のコーヒーを飲みたい人は、カプセルの種類が多いマシンを選びましょう。
カプセルは多いメーカーで30~40種類ほど取り揃えてくれていますが、少ないものだと3、4種類しかカプセルがないことも。
カプセルの種類が豊富だと、その日の気分に合ったカプセルを選べるので、毎日のコーヒーがより楽しくなります。
カプセルの種類は少なくとも10種類以上あるマシンを選ぶといいでしょう。
マシンの使いやすさは毎日使いたいかどうかに直結する
カプセル式コーヒーマシンは手軽に使えるのが売りなのに、準備に手間取ってしまっては本末転倒です。
カプセルのセット方法はどのマシンも大差ありませんが、給水タンクの口の位置はマシンによって異なります。
一番いいのは、口が上面についているタンク。
タンクをマシンから外して、テーブルに置いたまま水を補充することが可能です。
口が側面についていて、タンクに水が補充しづらい場合、水をテーブルにこぼしてしまって、布巾で拭くなどの手間がかかってしまいます。
また、ドリップトレーの高さが調節できたり、お湯だけを出す機能がついていたりと、ちょっとした機能がついていることもあります。
まずはタンクの口の位置を確認し、他の機能があれば、好みに応じて比較しましょう。
たくさんコーヒーを飲む人はタンク容量が大きいマシンがおすすめ
マシンによって、タンクの容量は500ml程度から1500mlほど入るものまで様々です。
1日に何杯も淹れる場合、容量が少ないと給水の回数が増えて手間がかかります。
逆に、1日に何杯も飲まない人の場合は、タンク容量は小さくても問題ありません。
むしろタンクを洗うときなど、シンクを占有する面積が大きく、無駄に大きいことにイライラする可能性があります。
できるだけ手間を減らすためにも、日にどれくらいコーヒーを淹れるのかで逆算して、自分に合ったタンク容量を選びましょう。
近所や家族に気を遣うおうちは音の大きさに注意
カプセル式コーヒーマシンは、豆をゴリゴリ挽く全自動コーヒーメーカーより音は小さめです。
しかしそれは抽出方法がドリップ式のマシンでのこと。
モーターで圧力をかけて抽出する圧力式マシンの場合、抽出音はかなり大きくなります。
アパート住まいで大きな音を出せない場合や、小さなお子さんがいる場合など、住んでいる環境によってマシンを選ぶことも重要です。
パーツが少なく取り外せるマシンで日々のお手入れを簡単に
カプセルホルダーや抽出口、ドリップトレーなどは汚れが付きやすいです。
水拭きでササっとやってしまう場合もありますが、しっかりと洗いたいときには各パーツが取り外せると洗浄が楽になります。
汚れやすい部分のパーツが取り外せるかどうかは重要なポイントです。
また、マシンによっては内部洗浄がついていることもあり、メンテナンスが難しいマシンの内部もしっかりと洗い流してくれます。
洗うパーツの数も重要です。
マシンによって、パーツ数は3つくらいのものから、5、6個のパーツを外して洗浄しなくてはいけないものもあります。
パーツは少なければ少ないだけ手間も減らせるので、洗いやすさと合わせて確認したいポイントです。
設置スペースに合ったサイズのマシンを選ぼう
意外と見落としがちなのが、マシンのサイズです。
サイズを確認しないと、「キッチンのこのスペースに置こうと思っていたのに、買ってみたら大きすぎて置けない!」なんてことになりかねません。
マシンのサイズは各メーカーが公表しているので、置く予定のスペースに収まるかどうかはしっかり確認しておきましょう。
カプセル式コーヒーマシンがおすすめなのはどんな人?特徴やメリット・デメリットを解説
カプセル式コーヒーマシンは、こんな方におすすめです。
- 毎日コーヒーを用意するのが面倒な人
- 手軽に美味しいコーヒーが楽しみたい人
カプセル式コーヒーマシンにどんなメリットがあるのか、得られるメリット・デメリットは以下の通りです。
順番に解説しますね。
メリット①スイッチポチッで簡単抽出!手軽に美味しいコーヒーが楽しめる
カプセル式コーヒーマシンの最大の特徴は、コーヒーの抽出が手軽であるということです。
基本的な手順は、お水を入れてカプセルをセットしてボタンを押すだけ。
蒸らしなどの工程はマシン側でやってくれることが多いので、ボタンを押したら他にやることはありません。
簡単手軽にコーヒーが抽出できるので、毎日コーヒーを淹れるのも嫌になりません。
コーヒーは飲みたいけれど、毎日自分で淹れるのは面倒、そんな方にカプセル式コーヒーマシンはおすすめです。
メリット②時短でコーヒーを淹れてる間に好きなことができる
朝の忙しい時間も、コーヒーを淹れるのに時間をかける必要はありません。
通常5分~7分程度かかるコーヒーのドリップですが、マシンなら早ければ2分程あれば抽出が可能です。
また、お湯が沸くまで待つ必要がないのも特徴です。
ボタンを押して最短30秒程で余熱が完了するので、ガスでお湯を沸かすよりも遥かに早く、コーヒーの抽出が開始できます。
マシンによっては余熱が完了次第、抽出を開始する機能がついていることもあります。
メリット③抽出後の処理も簡単
コーヒー抽出後の片付けで面倒なのは、コーヒーカスの処理です。
ですが、カプセル式のコーヒーマシンではコーヒーカスは出ません。使い終わったカプセルを捨てればOKなので、とても楽です。
カプセル式コーヒーマシンと比較されることの多い全自動コーヒーメーカーの場合は、抽出が終わったコーヒーカスを捨て、パーツを綺麗に洗浄するなどの手間がかかります。
日々のお手入れも簡単な水洗いだけでいいマシンが多く、コーヒーを抽出し終わった後の片付けが面倒になることもありません。
メリット④コーヒーのプロが作り出す味が自宅で味わえる
例えばUCCのドリップポッドでは、カプセルに使用されるコーヒー豆は、コーヒー鑑定士資格※を持った人が、世界中から厳選したコーヒー豆です。※日本全国に50人くらいしかいない超難関資格
キューリグでは、大手カフェチェーンと提携して、カフェの味わいを再現しています。
このように、各メーカーがコーヒーのプロの味を再現しているため、自宅にいながらプロのような味を楽しむことが可能です。
また、カプセルの種類も多いもので30種類くらいありますので、その日の気分に合わせて飲むコーヒーを変えることができます。
メーカーによってはお茶や紅茶が入ったカプセルもあるので、日々のコーヒータイムに飽きがきませんね。
メリット⑤抽出音が小さいので周りに気を遣う必要なし
全自動コーヒーメーカーはミルで豆を挽くときの音がかなり大きく、使うときにはかなり周りに気を遣います。
ですが、カプセル式コーヒーマシンはコーヒーを抽出するときの音が小さいので、ほとんど気を遣う必要がありません。
圧力式を採用しているマシンの場合は少し音が大きくなりますが、それでも豆を挽く音よりは全然マシです。
ドリップ式のマシンだと音はほとんど気にならないので、アパートやマンションに住んでいる方、おうちに赤ちゃんがいる方は、ドリップ式のマシンの方がいいでしょう。
以下の動画で聞き比べられるので、1度聞いてみて、自分の家でどれくらいの音なら許容できそうか検討してみてくださいね。
※ドリップ式
※2分くらいから再生ください。
※圧力式
デメリット①1杯当たりの金額は100円前後
カプセル式コーヒーの価格は、大体が1個当たり100円前後。
カプセル自体の価格や、充填するといった手間があるため、インスタントコーヒーに比べるとどうしても値段が高くなりがちです。
ですが、コーヒーはカプセルで密閉されているため、品質が劣化しにくいというメリットもあります。
まとめ買いしても湿気りにくいため、長期間おいしさを保つことができます。
カプセルは楽天やAmazonで購入できることが多いので、セールなどのときにまとめ買いしてしまえば、1個当たりのコストもかなり抑えることができますよ。
デメリット②豆から挽いたコーヒーには劣る
カプセルのコーヒーは、大手が作っているだけあって、風味の方向性や全体のまとまりなどはしっかりしています。
ですが、さすがに新鮮な豆から挽いたコーヒーと比べると風味は劣ります。
とはいえ、インスタントコーヒーよりは全然美味しいです。
コーヒーを抽出後のフリーズドライで風味が飛んでしまうインスタントコーヒーと違って、カプセルコーヒーは抽出前のレギュラーコーヒーをカプセルに充填しているので、どちらかというとドリップバッグに近しいです。
普段、豆を挽いて淹れている方には物足りなく感じるかもしれませんが、インスタントやドリップバッグのコーヒーを飲んでいるなら、十分美味しく感じられますよ。
デメリット③カプセルに互換性はない
各メーカーは、基本的に自社のマシンに合うようにカプセルを開発しています。
そのため、違うマシンにカプセルをセットしようとしても、カプセルの形が違ってホルダーに入らなかったり、仮に抽出ができても、思ったような味にならなかったりします。
マシンによって抽出の方法も圧力式・ドリップ式と違いがあるため、ベストな抽出にはならないからです。
異なるマシンのカプセルは使えませんので、いろんな種類のコーヒーが飲んでみたいなら、カプセル種類が多いマシンを選ぶことをおすすめします。
公式サイトでカプセルの種類が見られることがほとんどなので、事前に確認してから購入しましょう。
まとめ~面倒なコーヒー抽出を手軽に!カプセル式コーヒーマシンで時短をしよう!~
カプセル式コーヒーマシンには、スイッチを押すだけで抽出できて手軽・時短ができる・片付けが楽など、たくさんのメリットがあります。
音が大きくなりがちな全自動コーヒーメーカーとは違い、アパートやマンション、赤ちゃんがいる家庭でも、気兼ねなくコーヒーを楽しむことが可能です。
カプセルの種類やサイズ感、デザインなど、自分にとって何が重要なのかをしっかり考えたうえで、ぴったりなマシンが選べるといいですね。
カフェの味を再現したカプセル、その種類の多さや、抽出時の音の小ささ、お湯が出る機能など、トータルバランスがとても良いです。
サブスクを利用すればマシンもお得に手に入れられるので、イニシャルコストを抑えたい方にもおすすめですよ。
Q&A
アイスコーヒーは飲める?
メーカーによってはアイスコーヒー用のカプセルがあります。
そうでない場合でも、カップに氷をたくさん入れて抽出すれば、アイスコーヒーを飲むことはできます。
市販のレギュラーコーヒー(粉)は使える?
基本的には使えません。
ですが、一部、レギュラーコーヒーに対応している機種もあります。
お手入れは大変?
基本的に水洗いで簡単に済ませられるマシンが多いです。
ただし、ミルク系のカプセルを使う場合は、少し丁寧に洗浄する必要があります。
カプセルに互換性はある?
基本的に違うメーカーのマシンとカプセルに互換性はありません。
また、同じメーカーでも、例えばネスプレッソなどはオリジナルシリーズとヴァーチュオでは抽出方式が違います。
マシンに合ったカプセルを選びましょう。
カプセル式コーヒーは美味しい?
はっきり言ってしまえば、豆で挽いて淹れたコーヒーよりは落ちます。
ですが、結局、粉をカプセル内に詰めて、お湯をかけて抽出しているので、やっていることはドリップバッグとあまり変わりません。
インスタントコーヒーを飲むよりは、美味しいコーヒーが楽しめます。
また、味わいと手軽さはトレードオフなので、豆から挽いて淹れたようなコーヒーの味を求めるなら、カプセル式コーヒーマシンは向いていません。
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