キングラインダー K1をガチレビュー!!1万円切りステンレス刃ミルの性能や如何に

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ネコさん
キングラインダー k1の評判ってどうなの?
使い心地が知りたいな。

ステンレス刃でそこそこ高品質で安いミル!ということでキングラインダーにたどり着いた方は多いですよね。

かく言う私もその1人。

ですが、巷にあふれているのは入門機のK0や上位機種K6のレビューばかり。

K1のレビューが見たいねん。と思ったのですが、Amazonブラックフライデーで安くなってたので、もう買っちまえってことでポチりました。

 
Kすけ
抑えが効きませんね…

ということで、この記事では、キングラインダーのk1をガッツリレビューしました。

実際の使用感や、使ってみて感じたメリット・デメリットまで余すことなくお話します。

ぜひ購入の参考にしてくださいね。

・キングラインダーのK1は1万円切りのステンレス刃ミルとしてコスパ抜群
・切れ味〇、容量も20gが余裕で入る
・初めてのミルやエントリーモデルからの買い替えなら超おすすめできる

キングラインダー K1の概要:「コスパ最強!と噂のキングラインダー」のエスプレッソ入門ミル

キングラインダーはコスパに優れた高品質手挽きミルの専門メーカー。

手頃な価格でステンレス刃のミルが買えることと、エスプレッソからフレンチプレスまで対応できる幅広い粒度のレンジが魅力です(K0以外)。

K1
価格8,888円
ミル刃五角ステンレス鋼
刃のサイズ38mm
段階18μm
調整最大160段階
ホッパー容量20~25g
重量580g
機能内部調整構造
ハンドル丸形

シリーズ別比較表を見る

製造メーカーは中国…らしいのですが、公式サイトを見る限りそれらしい記載は見当たらず。

 
Kすけ
どこで見たんだっけな…

それはともかくとして、ステンレス刃のミルが1万円切りで買えるということで、コーヒー好き界隈では「キングラインダーがコスパ最強!」と言われたり言われなかったりしているようです。

キングラインダー K1をレビュー:これ使ったら他の安物には戻れんばい

こちらが内容です。

  • 本体
  • ハンドル
  • ゴム
  • ブラシ
  • 取説(英語版・中国語版・日本語版)

アルミの本体は重厚感があり、質感も〇。粉受けは落としても割れる心配がないのが嬉しいです。

中国のメーカー?なのに日本語の説明書付きでした。

組み立て方・分解方法・用途別のクリック数目安などが書いてあります。

(おおよその)サイズは以下の通り

  • 本体横5.2cm
  • 本体縦16cm
  • ハンドル付けた状態横17.5cm
  • ハンドル付けた状態縦17cm

分解方法

では早速、分解してみます。

まず粉受けを外して、ハンドルを付けたままスピンダイヤルを反時計回りに回して外します。

その後は順番に外していくだけ。

数字ダイヤル

粒度調整時はスピンダイヤルの裏側についている突起が数字ダイヤルの溝を通ることで、カチカチとクリックするようになっています。

内刃

バネとベアリング蓋

外したものは順番に並べておくとわかりやすいです。

刃は六角。角が鋭いので怪我しないように注意。

組み立て方法

組み立てるときは分解の時の逆の順番で戻すだけです。

で、全部戻してからスピンダイヤルを時計回りに回していくと、0点調整ができ、

でき、でき、

あれ?

0のちょい左で止まります。

無理やり回して壊れても嫌なので、これくらいにしておきましょう。

説明書にも、「仕様上0までいかないことがある」って書いてあったので、この位置が0点なのでしょう。

次はハンドル

蓋にハンドルを取り付けて、ゴムを付けるとハンドルは外れなくなります。

では早速試し挽きしてみましょう。

公式がおすすめするクリック数目安はこんな感じ

挽き目クリック数
極細挽き(トルコ式)28~40
細挽き(エスプレッソ)40~60
中細挽き(エアロプレス・マキネッタ)60~80
中挽き(ペーパードリップ・コーヒーサイフォン)80~100
粗挽き(フレンチプレス)140

で、目安の通りに以下のクリック数で実際に5gずつ挽いてみました。

  • 30
  • 50
  • 70
  • 90
  • 140

お~!

めちゃくちゃ軽い。く~るくる回る。ゴリゴリ押しつぶすんじゃなくて、シャリシャリ切ってるって感じ。

それにベアリングが入っているので、ハンドルの回転がとても良いです。

本体を傾けるとぐるんぐるん下に向かってしまうくらい。

豆を5g挽くのなら大体20秒前後で挽けました。20gだと1分ちょいってところでしょうか。

安いミルだと2分以上かかるので、いいミルは時短グッズだということがわかりました。

丸形のハンドルは手になじんで持ちやすいです。

粉受けはそのまま開けると粉がこぼれるときがあるので、開ける前に本体を軽くトントン叩いてあげるとこぼれにくいかもですね。

で、極細挽きから順番に挽いてたんですが、粗挽きの前になんと、粉を入れるのに丁度いいお皿が足りなくなりました。

 
Kすけ
なんて無計画なんだ。

しょうがないので粗挽きはビーカーに入れます。

挽き終わった結果がこちら。

極細はもうさらっさら、小麦粉触ってるみたいな感触です。

微粉は、個人的には少ないように思います。

 
Kすけ
私はちょい粗めに挽くので、ハンドドリップに使うなら100クリックくらいですかね。

試しに100クリックでハンドドリップしてみたところ、2千円程のミルと比べて明らかに味わいがめちゃクリーンで柔らかくなりました。

豆の良いところを引き出してくれる感じで、同じ豆でも2ランクくらい上がった気がします。

ちなみにキングラインダーのミルは電動ドリルで回せるそうです。

が、我が家には電動ドリルなどありません。

てかあってもやりません。

ぶっ壊れそうで怖いです。

そもそも電動ドリル専用?インパクトでも大丈夫なのかな?

もしインパクトは不可だったら、インパクトと電動ドリルの違いを知らない人がインパクトで挽こうとして破壊しそうです。

 
Kすけ
インパクトは衝撃を与えながら回す、電動ドリルはただ回すの違いがあります

キングラインダー K1のメリット・デメリット

実際に使ってみて感じたメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット
・分解に工具がいらない
・超細かい粒度調整が可能
・20gの豆が余裕で入る

分解は手で部品を回すだけでできるので、ドライバーやペンチといった工具が不要です。

粒度調整は超細かく、同価格帯のタイムモアのミルより細かく設定できます。

まあハンドドリップでここまで細かくやれる必要はそんなにないかもですが、こだわりたい人にはめちゃいいです。

あと、ホッパー容量が20~25gなのも良きです。

中深煎りの豆20gでこれくらいの余裕があるので、2回に分けて挽く必要がありません。

深煎り20gならこんな感じ。まだいけそうですね。

デメリット
・水洗いできない
・ハンドル固定用のゴムの劣化が怖い

ステンレス刃のミルなので仕方ありませんが、水洗いはできません。

ブラシやブロワーで粉を吹き飛ばしましょう。

あと、ハンドルを蓋に固定しておくためのゴムに予備は無く、無くしたり千切れたりしたら終わりです。

まあハンドルが蓋から外れるようになるだけで、別に挽けるんですけどね。

キングラインダー K1の口コミ・評判

キングラインダー K1を使っている方の、SNS上の口コミも集めてみました。

いろんな人の意見を聞いて、購入の参考にしてみてください。

違いはなに?キングラインダー各モデルの比較表

各モデルの比較表は以下の通りです。

モデル価格ミル刃刃のサイズ段階調整ホッパー容量重量調整機能ハンドル用途特徴
K08,888円五角ステンレス鋼38mm18μm最大160段階20~25g580g内部調整構造丸形ドリップ初心者省力性と最高のコスパ
K19,999円六角ステンレス鋼38mm18μm最大160段階20~25g580g内部調整構造丸形エスプレッソ入門柔らかい味わいとコク
K211,111円六角ステンレス鋼48mm18μm最大160段階20~25g595g内部調整構造丸形ドリップ・エスプレッソ入門余韻を残さずスッキリした味わい
K413,333円六角チタンコート48mm16μm最大240段階30~35g645g外部調整構造円錐型ドリップ・エスプレッソ上位モデル中煎り・深煎り豆に最適、濃厚さと甘みを同時に楽しむ
K615,555円七角ステンレス鋼48mm16μm最大200段階30~35g645g外部調整構造円錐型ドリップ・エスプレッソ上位モデル浅煎り豆に最適、さわやかでより花や果実の香りを引き出せる
P04,444円五枚刃ステンレス鋼38mm33.33μm 20~25g330g内部調整構造丸形ドリップ初心者 
P15,555円六枚刃ステンレス鋼38mm33.33μm 20~25g330g内部調整構造丸形ドリップ・エスプレッソ入門 
P26,666円七枚刃ステンレス鋼38mm33.33μm 20~25g330g内部調整構造丸形ドリップ・エスプレッソ上位モデル 

※公式HPを参照

少し前に軽量型のPシリーズが出たようで、現在公式HPで確認できるのは8種類となりました。

おおまかに分けて、内部調整構造のK0~K2と、外部調整構造のK4・K6、軽量でアウトドア向けのPシリーズって感じですね。

あとは細かいミル刃の数やサイズ、調整段階の細かさなどが違います。

モデル毎のクリック数目安はこんな感じだそうです。

粒度K0K1K2K4K6P0P1P2
極細挽き×28~4028~4015~5015~25×××
細挽き×40~6040~6050~6025~60×10~2010~20
中細挽き60~8060~8060~8060~9060~9030~4030~4030~40
中挽き80~10080~10080~10090~12090~12045~6045~6045~60
粗挽き14014014015015070~8070~8070~80

※公式HPを参照

ちなみに、K4、K6にはU字の金具が付いていて、小さくて無くしそうだ、というのを口コミで見ました。

K1はそこまで細かい部品はないので、その点では安心です。

まとめ~キングラインダー K1は1万円切りのステンレス刃ミルとしてコスパ◎~

キングラインダーのK1はマジでコスパがエグかったです。

最大160段階調整で好みの粒度を探せますし、微粉も少なめ、切れ味も良し。

1万円切りのステンレス刃ミルとして、これ以上はないのでは?と思うくらいです。

 
Kすけ
いい買い物ができました。

キングラインダーはAmazonに公式ショップを展開しているので、Amazonで買うのがおすすめです。

楽天市場などでも売ってますが、多分転売ヤーかコーヒーショップのオンライン販売なんでしょう。価格が高めでした。

なお、今回レビューしたK1はエスプレッソ入門モデルです。

ドリップだけならK0でいいですが、千円しか変わらないならK1で良くね?って思います。

今はドリップしかしませんが、そのうちエスプレッソがしたくなるかもしれませんし。

他の機能がほぼ変わらないなら、細挽きできるに越したことはないですよね。

 
Kすけ
K2にすると1万円超えてしまうので、価格とスペックのいいところを突いているのがK1だと思います。

初めてミルを買う方、エントリーモデルからの乗り換えをしたい初~中級者の方、マジでおすすめです。

珈琲きゃろっと
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