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おすすめのモデルが知りたいな。
おうちで美味しいコーヒーを楽しむために、コーヒーのハンドドリップを始めてみたい人はたくさんいます。
ハンドドリップの器具を揃えるにあたって、有名メーカーであるカリタのコーヒーミルは、候補として検討したいところです。
そこでこの記事では、365日ハンドドリップするコーヒー好きが、カリタのコーヒーミルを徹底調査。スペックを比較しつつ、ハンドドリップ経験者の視点で各モデルの特徴をチェックしました。
この記事を読めば、自分にピッタリのミルがきっと見つかります。
カリタの高品質なミルを手に入れて、楽しいコーヒーライフを始めてみてくださいね。

◆コーヒー系ブロガー【Kすけ】
JSFCA認定コーヒーソムリエ・J.C.Q.A.認定コーヒーインストラクター3級
おうちカフェを楽しむための、コーヒー・デカフェ・スイーツの情報を発信中♪
詳しいプロフィールはこちらカリタとは?初心者からプロまで、幅広く支持される有名メーカー

カリタは、1950年に創業した日本の老舗コーヒー器具メーカーです。
「日本にレギュラーコーヒー文化を」という創業理念のもと、家庭用から業務用まで、幅広いラインナップの製品を提供しています。
長年にわたる企業努力の結果、今ではカリタ製コーヒー器具は、多くのコーヒー愛好家やプロフェッショナルに支持されるようになりました。
カリタの製品の魅力は、その高い品質と使いやすさにあります。
特にコーヒーミルにおいては、手挽きミルから電動ミルまで、様々なニーズに対応した製品を展開。
カリタのコーヒーミルの選び方
カリタのコーヒーミルはたくさんのモデルがあります。
それぞれ特徴が違いますので、自分のコーヒーライフスタイルに最適なミルを選ぶために、以下のポイントをチェックしてみましょう。
- 手動か電動か
- 豆が均一に挽けるか
- 豆がどれくらい入るか
- サイズやデザイン
- お手入れの簡単さ
手動か電動か

カリタのコーヒーミルを選ぶときは、まず手動式か電動式かを考えましょう。
それぞれにメリットとデメリットがあり、あなたのライフスタイルやコーヒーを淹れる頻度、そして重視するポイントによって最適な選択肢は異なります。
手動ミルの特徴は、その静音性とコンパクトさです。
電源がいらず、場所や時間を選ばずに使用できるので、アウトドアなどでも活躍します。
また、電動ミルに比べて摩擦熱が発生しにくいため、豆本来の風味を損ないにくいのも特徴。
ただし、一度に挽ける豆の量が電動ミルと比べて少ないので、多くの豆を挽くには時間と労力がかかります。
一方、電動ミルは、スイッチを押すだけで素早く豆を挽けるのが最大のメリットです。
カリタの電動ミルは豆の容量が40g以上入るものが多く、一度にまとめて挽きたいときに役立ちます。
ただし、手動ミルに比べて価格は高くなる傾向があり、豆を挽くときには大きめの動作音も発生します。
サイズも大きいことが多く、購入する前には置き場所を確保しておかなくてはいけません。
また、構造が複雑なため、手動ミルに比べてメンテナンスに手間がかかる場合もあります。
豆が均一に挽けるか

豆の挽き具合の均一性は、コーヒーの味わいを大きく左右する要素の一つです。
挽きムラがあったり微粉が多かったりすると、コーヒーの成分が均等に抽出されず、雑味やエグみが出てしまう原因になります。
特に電動式の場合、刃のタイプによって露骨に風味への影響が出ます。
プロペラ式のモデルは比較的安価なことが多いですが、豆を切るというよりも砕くため、豆の均一性や微粉の多さについては期待できません。
できるだけ安くしたいならプロペラ式、味にこだわりたいならフラット式のモデルを買いましょう。
豆がどれくらい入るか

ミルの容量は、一度にどれくらいの量のコーヒーを淹れるかによって決めましょう。
1杯分ずつしか淹れないなら15g程度のサイズで十分ですし、2杯以上淹れるなら25g以上入るものがおすすめです。
ちなみに、容量が20gだと、豆によっては20gが一度に入りきらないことがあります。
2回に分けて挽かなくてはいけなくなるので、一度に挽ける量が多い方が便利です。
サイズやデザイン

カリタのコーヒーミルは、様々なサイズやデザインのものが展開されています。
キッチンのスペースやインテリアの雰囲気に合わせて、最適な一台を選ぶことも、長く愛用するための重要な要素です。
例えば、クラシックミルやドームミルはアンティーク調のデザインで、クラシカルな雰囲気の部屋に合わせやすいです。
KH-9やキュービックミルなどはシンプルなデザインのため、どんなインテリアにも合わせやすいでしょう。
コーヒーピクニックはハンドルを折り畳めるため、オフィスやアウトドアなど、自宅以外でコーヒーを淹れたい人におすすめの一品です。
お手入れの簡単さ

コーヒーミルを長く快適に使い続けるためには、お手入れのしやすさも重要なポイントです。
コーヒー豆の油分は酸化しやすく、放置すると風味を損なう原因になるため、定期的なお手入れは欠かせません。
手動ミルも電動ミルも、どこまで分解できるかや、水洗いできるかといった要素が、メンテナンスのしやすさに関わってきます。
関連記事:コーヒーミルはどれくらいの頻度で清掃する?頻度と方法を解説
カリタの手動式コーヒーミルのおすすめ7選
カリタのコーヒーミルの比較表です。
商品名 | 価格(円) | 刃素材 | 容量 | サイズ(mm) | 重量(g) |
---|---|---|---|---|---|
クラシックミル | 12,100 | アルミニウム製グラインダー | 30 30 | 136×145×205 | 1245 |
KH-9 | 7,040 | 硬質鋳鉄カッター | 20 45 | 180×85×175 | 590 |
ドームミル | 7,150 | 硬質鋳鉄カッター | 25 30 | 180×115×180 | 810 |
キュービックミル | 8,800 | アルミニウム製グラインダー | 15 30 | 80×170×180 | 680 |
KH-10 | 6,270 | 硬質鋳鉄カッター | 20 30 | 70×170×175 | 515 |
銅板ミル AC-1 | 10,010 | 硬質鋳鉄カッター | 70 45 | 190×123×200 | 約1200 |
コーヒーピクニック | 13,530 | セラミック製コーヒーカッター使用(丸洗い不可) | 15 15 | 157×53×170 | 236 |
※データはカリタ公式サイトやAmazonを参照しています。
※情報には誤りがないよう注意しておりますが、購入の際には販売元の情報をよくご確認ください。
カリタといえばコレ!「クラシックミル」
- クラシックなデザインでインテリアに映える
- 重量があるので挽くときに安定しやすい
- メンテナンス性がイマイチ
カリタと言えばクラシックミルです。
基本的なミルとしての質の高さに加え、クラシカルなデザインがインテリアとしても映えるので、多くの人に人気があります。
豆の投入口(ホッパー)には蓋がついていて、挽いている最中に豆が飛び出しにくい構造です。
重量も1245gあり、テーブルの上で挽くときに安定しやすいのもポイント。
ただ、このタイプはおしゃれですが、分解清掃する時にドライバーやペンチが必要だったり、引き出しの奥の方が掃除しづらかったりと、メンテナンス性にかけるのがデメリットです。
リンク:カリタのクラシックミルを分解して掃除をしました。※外部サイトに移動します。
好きなことのためなら労を惜しまずお手入れできる人向きのミルと言えます。
ふっくらデザインが可愛らしい「KH-9」
- 丸みのあるデザインでインテリアに合わせやすい
- 本体が太めで手に持って挽きづらい
KH-9はふくよかな丸みが可愛らしいデザインをしていて、テーブルの上などに置いておいても自然に馴染む見た目をしています。
デメリットとしては、手に持って挽くには本体が太めなこと。
直径が85mmあり、1.5Lのペットボトルとほぼ同じ太さですので、手が小さい人にとっては扱いづらいでしょう。
蓋つきで豆が飛び出さない「ドームミル」
- アンティーク調のデザインでインテリア性が高い
- メンテナンス性がイマイチ
クラシックミル同様に、アンティーク調のデザインをしているドームミル。
名前の通り、豆の投入口(ホッパー)上部がドーム状の蓋でおおわれているのが特徴です。
デザイン性を良くするとともに、挽いている最中に豆が飛び出してしまうことを防いでくれます。
おしゃれなミルといえば「キュービックミル」
- ミル単体でオブジェとしてカッコイイ
- ホッパーの容量が少なめ
四角いデザインがカッコかわいいキュービックミル。
パッと見はミルに見えないこともあり、置いてあるだけでおしゃれな雰囲気を演出できます。
ホッパー容量は少なめなので、豆は一度に15gずつしか挽くことができません。
最もリーズナブルなモデル「KH-10」
- 軽量で扱いやすいデザイン
- カリタのミルの中ではリーズナブルなモデル
- 2杯分淹れるには容量がギリギリ
KH-9よりもシュッとしたデザインが特徴的なKH-10。
本体が一部細くなっていて、掴みやすいのがポイントです。
ただ、ホッパーの容量が20gですので、深煎りの豆などの体積が大きい豆を20g分挽きたい時、一回で挽ききれない可能性があります。
木と銅板の調和がカッコイイ「銅板ミル AC-1」
- 木と銅板の色合いがインテリアにピッタリ
- ホッパー容量が大きい
- ホッパーに蓋が無く豆がこぼれやすい
アンティークな雰囲気を醸し出しているAC-1。
外板には銅板で装飾がされていて、木の温もりと銅板の輝きが生み出す空間の調和は、リラックスしながらも個性が際立つ雰囲気を作り出します。
ホッパーの容量は70g、粉受けも45gまで受け入れられるため、複数杯分の豆を挽くことが可能です。
ただ、ホッパーに蓋がついておらず、豆を挽いている最中に豆がこぼれてしまう可能性があります。
おうちで犬や猫を飼っている場合は、こぼれたコーヒー豆を食べられないよう注意した方が良いでしょう。
アウトドアにも使いたいなら「コーヒーピクニック」
- ハンドルが折り畳める
- 軽量でアウトドアに最適
- ホッパーの容量が少なめ
コーヒーピクニックはアウトドア向けのミルです。
ハンドルが折り畳めるので、コンパクトに収納することが可能。リュックなどの容量を圧迫しません。
しかも重量は236gとかなり軽量で、アウトドアに最適の一品です。
さらに、このミルは新潟県の燕市で製造されていて、本体下部には「MADE IN TSUBAME」のロゴが入ります。
燕商工会議所が認めた製品のみが名乗れる地域ブランドであり、世界に誇る鉄の町の技術と誇りが込められたミルであることが証明されています。
豆は15gずつしか挽けませんが、ソロでキャンプや登山をするなら十分なスペックと言えるでしょう。
カリタの電動式コーヒーミルのおすすめ5選
カリタの電動式コーヒーミルの比較表です。
商品名 | 価格(円) | 刃タイプ | 容量 | サイズ(mm) | 重量(g) |
---|---|---|---|---|---|
CM-50 | 5,500 | プロペラ式 | 50 | 99×82×178 | 750 |
セラミックミルC-90 | 22,000 | コニカル式 | 90 | 150×85×215 | 約1300 |
KPG-40 | 2,980 | プロペラ式 | 40 | 85×85×165 | 560 |
ナイスカットG | 48,400 | フラット式 | 50 | 275×205×420(化粧箱サイズ) | 約3000 |
NEXT G2 | 77,000 | フラット式 | 60 | 235×175×375(化粧箱サイズ) | 約3200 |
※データはカリタ公式サイトやAmazonを参照しています。
※情報には誤りがないよう注意しておりますが、購入の際には販売元の情報をよくご確認ください。
人気の電動ミル「CM-50」
Amazon内のカリタショップで、電動ミルの中では最も口コミ件数が多く、人気のあるCM-50。
プロペラ式のミルを採用しているため、価格はかなりリーズナブル。
50gの豆をわずか15秒で中挽きにすることができます。
臼刃式で均一に挽ける「セラミックミルC-90」
60秒で80gの豆を挽くことができるC-90。
ミルは臼刃式で、均一に挽きやすいのが特徴です。
粒の粗さは9段階で調節ができ、フレンチプレスやハンドドリップなど、淹れる方法に合わせた粒度選択ができます。
コンパクトそしてリーズナブル「KPG-40」
先ほどご紹介したCM-50よりコンパクトなモデルのKPG-40。
プロペラ式のミル刃で、40gの豆をわずか10秒で中挽きにすることが可能です。
豆の挽き具合は、ボタンを押す時間で調節する必要があるので、好みの細かさで挽けるようになるには少し慣れが必要です。
業務用スペックを手軽に家庭で「ナイスカットG」
ナイスカットGは、業務用のミルをそのまま小型化したモデルです。
昔ながらのデザインで、キッチンに置いてあるだけでこだわり感を演出できます。
ミルの刃は、切れ味の良いカット刃を採用。
プロペラ式のものよりも均一に挽けるので、よりクリーンな味わいを楽しむことができます。
挽き目は15段階から選べて、ダイヤルを回すだけで簡単に好みの味わいを作り出すことが可能です。
静音・静電気除去を備えたプロスペック「NEXT G2」
NEXT G2は、プロのハイレベルな要求に応えるテクノロジーを、おうちで手軽に使えるよう設計されたミルです。
粒度はナイスカットGと同様に、15段階で調節が可能。
モーターの回転数を従来モデルよりも低減することで、摩擦の熱による風味の劣化を抑えています。
静音性能にも優れるため、早朝や夜中など、電動ミルの作動音が気になる時間帯でも、気にすることなく美味しいコーヒーが楽しめます。
また、多くの電動ミルでは静電気による粉の飛散に悩みますが、NEXT G2は静電気除去装置を搭載したことによって、挽いた粉は真っ直ぐに粉受けに落下します。
カリタの手動式コーヒーミルの挽き目調節方法
カリタのコーヒーミルの挽き目調節方法は以下の通りです。

他のミルでもそうですが、たまにトップネジがギチギチに固まってしまい、手では回せないことがあります。
その場合、ペンチを使うと回せることが多いです。
カリタのコーヒーミルのお手入れ方法は?

カリタのコーヒーミルの刃は、鋳鉄製の物が多いです。
本体が木製のものも多いので、基本的に水洗いはできません。
お手入れはハケやブラシを使って行いましょう。
Qお手入れ方法は?
A●当社のコーヒーミルのカッターは硬質鋳鉄製(セラミックスリムミル・コーヒーピクニック・KKC-25を除く)です。水洗いはできません。 ホッパー・粉受けなどに残った豆の小片や粉は乾いた刷毛などで掃除して下さい。
●本体の木部は乾いた布で良く拭いて保管して下さい。
引用:カリタ公式サイト
まとめ~日本の老舗コーヒー器具メーカーカリタのミルで、コーヒーライフを楽しもう~
カリタのコーヒーミルは様々な種類が展開されているので、用途に応じてモデルを選ぶことができます。
容量・サイズ・デザインなど、自分がどんな使い方をしたいかで選ぶと良いでしょう。
ぜひみなさんも、素敵なコーヒーミルを使って、コーヒーライフを楽しんでみてくださいね。
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