味わいや評判が知りたいな。
関東圏に多く出店しているスーパーのヤオコーで、オリジナルのコーヒー豆が売っていました。
スーパーのコーヒー豆って、コーヒーショップで買うよりも安いことが多く、普段飲み用の豆としてストックしたいと考えている人も多いですよね。
ですが、買ってみてイマイチだった場合、飲み切るのが大変です。
そこでこの記事では、毎日ハンドドリップしてコーヒーを飲んでいるコーヒー好きが、ヤオコーのコーヒー豆4種類をガチレビュー!
SNS上の口コミと合わせて紹介しますので、ぜひ買ってみるかどうかの参考にしてくださいね。
- ヤオコーのコーヒー豆はガチでコスパがいい
- 4種類あるので自分の好みの豆を選べるのが嬉しい
- 手軽に美味しいコーヒー豆を探している人にはマジでおすすめ

◆コーヒー系ブロガー【Kすけ】
JSFCA認定コーヒーソムリエ・J.C.Q.A.認定コーヒーインストラクター3級
おうちカフェを楽しむための、コーヒー・デカフェ・スイーツの情報を発信中♪
詳しいプロフィールはこちらヤオコーのコーヒー豆とは?新発売の4種のシングルオリジン

埼玉県を中心に関東圏に展開しているスーパー「ヤオコー」。
そんなヤオコーでは、7種のオリジナルコーヒー豆を販売しています。
もともとは3種のブレンドだけだったのですが、25年の3月にシングルオリジンの豆を4種類発売しました。
銘柄 | ・ブラジル サンロレンソ農園 No.2 ・ペルー マチュピチュインカウアシ組合 G1 ・コロンビア アンティオキア農協 スプレモ ・タンザニア モシ ウシリ組合 AA |
内容量 | 150g |
価格 | 753円 |
1杯の価格 ※1杯10g換算 | 50.2円 |
銘柄名は「生産国」「生産農園」「豆のグレード」で表されています。
ちなみに、ヤオコーのシングルオリジンは、ウエシマコーヒーが製造しています。※ウエシマコーヒーはUCCのグループ企業の一つ
大手が携わっているからこそ、この価格帯で販売できるのかもしれません。
ヤオコーのコーヒー豆、シングルオリジン4種をレビュー
それではレビューしていきましょう。
雑味のもととなる欠けや焼きムラなどのある欠点豆は少なく、スーパーで買える豆としてはかなりの品質です。

以下のレシピで抽出します。
- 豆:20g
- 湯温:90度
- 湯量:300ml
- 注湯回数:4回
- 注湯量:50ml70ml90ml90ml
- 待ち時間:各40秒(最初の注ぎから数えて2分40秒で終了)
スーパーで買った豆は鮮度が良くないことが多いのですが、お湯を注ぐと意外と膨らみます。

ということでここからは各豆の風味をレビューしていきます。
ブラジル サンロレンソ農園 No.2

酸味 | 3.5 |
苦味 | 2.0 |
甘味 | 3.5 |
コク | 2.5 |
総合 | 3.5 |
香りはとても華やかで、花のようです。
一口目、甘みをとても感じます。
はちみつ・レモングラス・ラベンダーなど、香り同様に花を思わせるフレーバーです。
酸味の方向性はオレンジっぽい感じ。
口に入れて少しすると、ピーナッツのような味わいがあります。
苦味よりも酸味を感じますが、そんなにキツいわけではありません。
飲み込むと鼻からスーッと抜けていくハーブ感。
口当たりも軽く、浅煎りが苦手な人でも飲みやすいと思います。
ペルー マチュピチュインカウアシ組合 G1

酸味 | 4.0 |
苦味 | 2.0 |
甘味 | 2.5 |
コク | 2.0 |
総合 | 3.5 |
続いてペルー。
こちらも際立つ花のような香りで、ラベンダーやジャスミンを思わせる甘味を感じます。
酸味はわずかにレモンなどの柑橘系を思わせます。
中煎りだけあって華やかですが、酸っぱくは感じません。
南米の豆らしく、冷めてくるとナッツのような甘みと苦味を感じることができます。
タンザニア モシ ウシリ組合 AA

酸味 | 1.0 |
苦味 | 3.5 |
甘味 | 3.5 |
コク | 3.5 |
総合 | 3.5 |
タンザニアはザ・コーヒーといった香り。
メインで感じるのはドシっとした重厚なカカオ感で、しっかりした苦味です。
苦味のあとに甘味が顔を出し、二つの味わいが合わさってダークチョコレートを思わせます。
深煎りの豆だけあって酸味はほとんどありません。
冷めると少しスモーキーさを感じます。
コロンビア アンティオキア農協 スプレモ

酸味 | 2.5 |
苦味 | 2.5 |
甘味 | 3.0 |
コク | 2.5 |
総合 | 3.0 |
最後はコロンビアです。
香りはそこまで強くなく、最初に感じるのはレモンなど、柑橘類の酸味です。
少しすると、南米らしくアーモンドの優しい苦味と甘み。
他の3銘柄に比べると、尖った味わいではないですが、全体的に優しく上品な味わいです。
総評ですが、ヤオコーのコーヒー豆は全部の銘柄がとてもクオリティが高かったです。
雑味の少ないクリアーな味わいで、スーパーのコーヒー豆もここまで来たか…と感じました。
4銘柄はそれぞれ味の方向性が大きく違うので、どれを買おうか悩んでいる人は以下を参考にしてみてください。
銘柄 | おすすめな人 |
---|---|
ブラジル | 甘みと酸味を楽しみたい人 |
ペルー | キレのある酸味が好きな人 |
タンザニア | 酸味が苦手・苦いコーヒーが好きな人 |
コロンビア | バランスのよい酸味・苦味・甘みが好きな人 |
ヤオコーのコーヒー豆の美味しい淹れ方

コーヒーは淹れ方によって大きく味が変わります。
ヤオコーのコーヒー豆の場合、ブラジル・ペルー・タンザニアは90℃くらいの温度で、コロンビアは83℃くらいの低温でじっくり淹れると、雑味が少なく、より個性を楽しむことができました。
ヤオコーのコーヒー豆の口コミ・評判
ここからは、ヤオコーのコーヒー豆を買ってみた人のSNS上の口コミを調査しました。
ほとんど良い評価の口コミばかりで、サクラを疑われてしまいそうですが、忖度はしてません。
ちゃんとクオリティが高いということと、4銘柄出ていて自分の好みを選びやすいことで、良い評価に繋がっているものと思われます。
ヤオコーのコーヒー豆、購入はスーパーかネットスーパーで
ヤオコーのオリジナルコーヒー豆は、実店舗かヤオコーのネットスーパーで購入可能です。
残念ながら、楽天やAmazonといった一般的なECサイトでは販売されていません。
また、ネットスーパーが利用できるのは、埼玉や北関東の一部など、配送エリアの対象となっている地域だけです。
ヤオコーのコーヒー豆をお得に買う方法

ヤオコーのコーヒー豆はセールのときに買うのがおすすめです。
ヤオコーでは月に1~2回ほど、「コーヒー・紅茶・お茶など20%オフ」セールが開催されます。
セール中なら、本来税抜698円のところ、581円で購入することができます。
この価格でこのクオリティのシングルオリジンは滅多に買えないので、セールのときを見計らってまとめて購入しましょう。
まとめ~ヤオコーのコーヒー豆、シングルオリジン4種はどれもスーパーのレベルを超越している~
ヤオコーのコーヒー豆は、価格に対してクオリティが非常に高く、コスパ抜群の豆でした。
銘柄も4種類ありますので、まとめ買いしておけば、飲み比べたり、毎回使う豆を変えたりすることで、飽きずにコーヒーを楽しむことができます。
豆は定価でも十分に安いですが、セール期間を狙うことでさらにお得に購入が可能です。
近くにヤオコーがある方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
その香り高さや雑味の少なさ、際立つ個性に「スーパーでこのクオリティ!?」って、きっと驚きますよ。