【誰でもできる】ハンドドリップコーヒー【実践編】

こんにちは
コーヒーとスイーツを愛するブロガーKすけ(@desertandcafe)です。

前回、ハンドドリップコーヒーを淹れるのに最低限必要なものを紹介しましたので、次は実際にコーヒーを淹れる、ということをやってみましょう。

淹れ方については人それぞれです。
淹れ方が変われば味も変わりますが、味の好みも人それぞれです。
正解なんてありません(伏線

今回は、最低限の道具でも淹れられますよってことを紹介したいと思いますので、どうぞお付き合いください(^^)

前回の記事はこちら(^^)

準備するもの

  • コーヒー粉
  • ドリッパー
  • フィルター

実践

フィルターのセット

まずはドリッパーにフィルターをセットしましょう。

円錐形と台形、両方でやりたかったのですが、なんと円錐形のフィルターを切らしてしまっていましたので、台形のドリッパー、フィルターで淹れてみます。

まずは、フィルターの圧着されている部分を折りたたみます。

フィルターをそのままドリッパーにセットすると、フィルターがドリッパーに密着せず、コーヒー成分が粉から均等に抽出できなくなってしまい、味が安定しなくなる原因となります。

また、フィルターは製造時に糊を使っていませんので、ドリッパーとの間に大きな隙間があると、お湯を注いだ時に破れてしまう危険性があります。

圧着面を折ってドリッパーとの密着度をあげることで、お湯の通りを均等にしつつ、強度を上げてあげましょう。

この部分を

ビシッと折ります。

ひっくり返して

ビシッと折ります。

広げてあげたら

ドリッパーにセット(^^)

コーヒー粉を入れる

お次はコーヒーの粉を先ほど準備したフィルターに入れてあげましょう。

今回は最低限の道具でコーヒーを淹れますので、豆ではなく、粉を買ってきた想定で進めていきます。

豆で買ってきたよ~って方は、お手持ちのコーヒーミルで豆を挽いてあげてください(^^)

粉の量は抽出するコーヒーの量によって決まり、コーヒー1人分は約120cc~180cc、粉の量は1人分で約10gと言われます。

といっても、1人分の抽出量に幅がありすぎだし、そもそも「ccとかよくわからんよ~」って方も多いかと思いますので、とりあえず、お手持ちのマグで自分の淹れたい量を淹れてみましょう。

「薄いな~」って思ったら、次に淹れるときに粉の量を増やしたり、逆に「濃いな~」って思ったら粉の量を減らしたりして、自分の好みの濃さを探してみてもいいですね(^^♪

ちなみに、若干の差はありますが、コーヒーの粉は、ティースプーン1杯分だと2g~3gくらいになります。

ドリッパーなどを買ったときに計量スプーンがついてきた場合、メーカーによってスプーン1杯ですくえる量が違いますのでご注意を^^;

代表例)
メリタ 約8g
カリタ 約10g
ハリオ 約12g
などなど

粉を入れたら軽くゆすって平らにし、ドリッパーをマグの上にセットしましょう。

お湯を注ぐ

お湯は多めに沸かしておきましょう。

「150cc分淹れるんやから、150cc沸かせばええやろ~」
というようなことをしてしまうと、確実にお湯が足りなくなります。

ペーパーフィルターやコーヒーの粉自体がお湯を吸収しますので、粉を透過して抽出される量は注いだ量より少なくなります。

また、お湯を注ぐときは沸騰直後のお湯を注ぐのではなく、85℃~95℃くらいの湯温で注ぎます。
湯温はコーヒーの味に関わってきますので、好みの温度帯を探しましょう。

室温にもよりますが、お湯は沸騰ぐらぐらの状態からお湯を注ぐ道具に移し替えて、60秒くらいで90℃前後になります。

ではお湯を注いでいきましょ~

全体を濡らすようにお湯を注ぎ、コーヒー粉を透過して抽出されたコーヒーが垂れてくるくらいお湯をいれたら60秒待つ(蒸らし)

1回目と同じくらいお湯を注いでまた60秒ほど待つ

自分の飲みたいくらいの量が抽出されるまで、がしがしお湯を注ぐ

できあがり(笑)

まとめ~きっかけになればOK!とりあえず始めてみよう~

どうでしたか?
やってみるとそんなに難しいものではなかったのではないでしょうか。

冒頭でもお話した通り、コーヒーの淹れ方は人それぞれです。

粉の量、湯温、お湯の量、お湯の注ぎ方、注ぐ回数などなど。

私自身もその時々の気分によって、淹れ方を変えてみたりしますし、たくさんのブロガーさんやユーチューバーさんがいろんな淹れ方を紹介されていますので、興味があったら見てみてください。

今回の記事を見て、1人でも多くの人がハンドドリップコーヒーにチャレンジするきっかけになったら嬉しいです(^^♪