こんにちは
コーヒーとスイーツを愛するブロガー Kすけ(@desertandcafe)です。
カフェ・オ・レとカフェ・ラテって似たような名前ですし、どちらもコーヒーと牛乳が合わさったものという認識はありますが、具体的になにが違うのかはあまり知りませんよね^^;
正直知らなくてもあまり困らないとは思いますが、気になるあの人から違いを聞かれた時に、パッと答えられるとカッコいい(?)ので、覚えておいて損はないかと思います(笑)
今回の結論はこんな感じ
- カフェ・ラテはイタリア語
- カフェ・オ・レはフランスで生まれた
- 違いはあんまりない・・・
- 日本では少し定義が違う
カフェ・ラテ(caffè e llatte)

カフェ・ラテはイタリア生まれのコーヒーです。
イタリアでコーヒーといえば基本はエスプレッソ。細く引いた深煎りのコーヒーをエスプレッソマシンで抽出したものです。
短い時間で少量の抽出ですので、かなり苦味が強くなります。
そんなエスプレッソにスチームミルクを入れると、カフェ・ラテになります。
イタリア語でカフェがコーヒー、ラテが牛乳ですので、そのままですね(笑)
イタリアでは1日に何杯もコーヒーを飲みますので、牛乳を入れてエスプレッソの苦味を和らげることで、飲みやすくしていたのかもしれませんね(^^)
ちなみに、エスプレッソにスチームミルクとフォームドミルクを1:1:1で加えると、カプチーノになります。
カフェ・オ・レ(café au lait)

イタリア生まれのカフェ・ラテに対し、カフェ・オ・レはフランス発祥です。
こちらもカフェ=コーヒー、レ=牛乳で、そのまんまの意味ですね^^;
エスプレッソにスチームミルクを1:1の割合で注ぐと、カフェ・オ・レになります。
基本的には同量程度ですが、多少ミルクが少なくてもカフェ・オ・レです。
コーヒーがフランスにやってきた当初、フランス人の舌には苦すぎたようで、苦みを抑えるために牛乳を入れたことが始まりといわれています。
つらいなら飲まなければいいのに、苦みを和らげてでも飲もうとするところに執念を感じますね(笑)
ちなみに注ぐ牛乳が少ないとカフェ・ノワゼット(café noisette)と呼ばれます。
ノワゼットというのは、「ヘーゼルナッツ」を意味しますが、これは少量の牛乳を混ぜた時のコーヒーの色がヘーゼルナッツのような色となるので、このように呼ばれるそうです。
ここまで読んであれ?っと思う方もいるかもしれませんね。
そうです。カフェ・ノワゼットはイタリアではカフェ・マキアートです。
国が違えば呼び方が違いますので、旅行に行ったときは間違えないように気を付けたいですね^^;
また、牛乳が多く、コーヒーが少なくなるとカフェ・ランベルセ(café renversé)と呼ばれ、フランス語で「逆さまのコーヒー」という意味になります。
同じコーヒーでも、入れるものや量によって、わざわざ呼び方を変えるところが面白いですね(^^)
まとめ~カフェ・ラテもカフェ・オ・レもあんまり違いはない?・・・~

まとめいきましょう。
- カフェ・ラテはイタリア生まれ
- カフェ・オ・レはフランス発祥
- どちらもコーヒー+牛乳という意味
カフェ・ラテはイタリアで生まれ、カフェ・オ・レはフランス発祥という違いはありますが、どちらも名称としてはコーヒー+牛乳という意味になります。
エスプレッソに牛乳を入れるというところは同じですが、フランスでは入れる牛乳の量によって、呼び方が変わります。
フランスでの呼び方
- カフェ・オ・レ:コーヒーと牛乳が同量
- カフェ・ノワゼット:牛乳が少ない
- カフェ・ランベルセ:牛乳の方が多い
また、フランスのカフェ・ノワゼットはイタリアではカフェ・マキアートになります。
キャラメル・マキアートなどが流行ったので、聞きなじみがあるかもしれませんね(^^)
ただ、日本ではカフェ・ラテとカフェ・オ・レの違いについて、以下のように区別している方もいるようです。
- カフェ・ラテ:エスプレッソにスチームミルクを注ぎ、フォームドミルクを入れたもの
- カフェ・オ・レ:ドリップコーヒーにスチームミルクを注いだもの
実際に日本の大手カフェチェーンに行っても、上記の通りの説明をされることがありますので、決して間違いということはありません。
ですが、フランスでは「カフェ」を注文するとエスプレッソが提供されることが多く、カフェ・オ・レにもエスプレッソが使われることが一般的ですので、日本と海外とでは違いがあることを覚えておいた方がいいですね^^;
いかがでしたでしょうか。
あんまり使うことのない知識かもしれませんが、知っておいたらなにかの場面でドヤ顔できるかもしれません(笑)
色んな知識を仕入れて、楽しいコーヒーライフをお過ごしください(^^♪