【鮮度と熟成は紙一重】コーヒーはエイジングでさらにおいしくなる?

こんにちは
コーヒーとスイーツを愛するブロガー Kすけ(@desertandcafe)です。

最近少しづつ耳にする機会が増えてきた、コーヒー豆の「エイジング」。

「コーヒー豆は新鮮な方がいい」とよく言われますし、わたしもできるだけ焙煎後間もない豆を購入するようにしています。

ですが、新鮮な豆だけではなく、少し時間をおいた豆もまた違ったおいしさがあるのです。

今回はこのちょっと時間をおくという工程「エイジング」についてお話ししたいと思います。

今回の結論はこんな感じ

  • エイジングとは熟成させること
  • 時間をかけることで風味が変わる
  • どれくらい時間をかけるかは好みによる

エイジングってなに?

エイジングは一般的には「時を経る」ことをいいます。

美容の世界ではよく「エイジングケア」とか「アンチエイジング」なんて言いますよね。
時を経ることで進んでいく「老化」に対して抵抗する行動のことを言いますが、食品にもエイジングは存在します。

代表的な例でいえば、ワインやウイスキーなどのお酒ですね。

樽や瓶の中で数年から数十年の時間をかけることにより、お酒の中で化学変化が起きて、よりよい品質に変わっていきます。
お酒の場合は「熟成」といった方が伝わりやすいかもしれませんね(^^)

そしてこういった変化はなんとコーヒー豆でも起きるのです。

コーヒー豆のエイジングは焙煎前と焙煎後とで分かれます。
しかし、おうちで飲む場合は焙煎前の豆(生豆)を買ってくることはあまりありませんよね。
※自分で焙煎してしまうような方は別ですが^^;

ですので焙煎後のエイジングのことについてだけお話ししますが、焙煎後の豆を1日2日では飲み始めず、1週間から数か月経過してから飲むことで、コーヒーの風味のとがった部分が丸くなり、クリアな甘みを感じやすくなります。

みなさんも経験があるかもしれませんが、新鮮な豆はドリップする際にとてもよく膨らみます。
焙煎直後は豆の中にガスが溜まっていて、お湯をかけることでそれが放出、もこもこと泡を作り出します。

これはこれで楽しいのですが、エイジングを行うと、時間の経過とともに豆からガスが抜けていき、ドリップ時にコーヒー粉にお湯が当たる面積が増えることによって、コーヒーのおいしい成分が抽出しやすくなると言われています。

どれくらいエイジングすればいいの?

ではどれくらい時間をかけてエイジングすればよいのでしょうか。

ぶっちゃけ答えはありません(笑)
人によって好みの風味は違いますので、1週間程度のものが好きな人もいますし、1か月寝かせたものが好きな人もいると思います。

わたし個人はといいますと、鮮度がよいものを買ってきて、3日目くらいから飲み始めます。
2、3種類の豆をローテーションして、味の変化を楽しみながら1か月かけて飲み切るようにしています(^^)

あまり時間をおきすぎて、コーヒー粉の中のガスが全くなくなってしまってもドリップが難しいですから、1ヶ月くらいを目安にするのがおすすめです。

まとめ~鮮度は大事だけど新鮮過ぎても角が立つ~

まとめいきましょう。

  • エイジングとは時間の経過による熟成のこと
  • エイジングすることで風味が変わる
  • どれくらい時間をかけるかは人それぞれ

エイジングとは時を経ることです。

ワインやウイスキーなどのお酒のエイジングは有名ですが、端的に言えば熟成させることです。
時間をかけて熟成させることによって、化学変化が起き、風味や品質の向上をもたらします。

コーヒーの場合、焙煎後すぐに飲み始めずに、1週間から1か月程度の時間をかけることで、風味が丸くなり、甘みを感じやすくなります。

どれくらいエイジングするのがよいかについては、人それぞれです^^;
ただ、時間をかけすぎるとコーヒー豆の中のガスがなくなってしまい、ドリップが難しくなってしまいます。
個人的には、買ってきて3日目くらいから飲み始め、味の変化を楽しみつつ、1か月程度で飲み切るのがおすすめです(^^)

みなさんもエイジングによる味の変化を楽しみ、コーヒーライフを豊かにしましょう(^^♪